57歳にして3度目の世界への挑戦!プロセーラー・白石康次郎が戦い続ける理由

写真拡大 (全7枚)

世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

1月6日(土)の放送では、4年に1度のレース『ヴァンデ・グローブ』に挑むプロセーラー・白石康次郎さんを特集した。

2024年は、『ヴァンデ・グローブ』の開催年。先月予選を終えた白石さんがフランスに帰ってきた。

白石さん:「非常にいい成果が出た。よかったと思う」

80日以上をかけ、単独無寄港無補給で約4万5千キロを走破する『ヴァンデ・グローブ』。前回白石さんは初の完走を果たした。

白石さん:「子どものころから海を渡って世界中を見てみたい。その憧れが未だにある。人生です」

80日以上に及ぶレースは、予測不能なトラブル続きだった。前回は壊れたセールをひとりで修復した。

白石さん:「毎回今まで経験のしたことのないトラブルが起こるんです。恐らくこれからも」

57歳にして3度目の挑戦。「なぜ、そこまで?」と聞くと、こんな答えが返ってきた。

白石:「将来の若い人たちに対して、僕が最前線にいることがとても大切。戦い続けることが重要」

あと2つ予選を乗り切れば本戦だ。ここからが本当の勝負。

白石:「ただのレースではなくサバイバルです、スタートまでが。チームの力はすごく重要」

11月、決戦の火ぶたが切られる――。

なお、次回1月13日(土)放送の『港時間』は、クロアチアのジュリャナを特集。

アドリア海に面した小さな村で、海の美しさに魅了されダイビングスクールを立ち上げた夫婦を紹介する。