“小さな家”で電気などのエネルギー使用量を抑えて 身軽に生きる 理想の暮らしを実践する夫婦

写真拡大 (全6枚)

2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。

テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』では、さまざまな課題に取り組み、暮らしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。

今回取り上げるのは、移動式の小さな家に夫婦で暮らしている相馬由季さん。

相馬さん:「わたしたちは“タイニーハウス”という小さな家に暮らしています。小さな家ですが、夫婦で快適に暮らしています」

以前はマンションに住んでいた相馬さん。およそ2年かけ、自らの手で作り上げたのがこのタイニーハウスだ。

室内を見てみると、ソファーの下を収納にしたり、テーブルを折り畳み式にしたり、家の小ささをカバーする工夫が随所に施されている。

◆自分に必要な量を把握し、身軽に生きる

相馬さん:「アメリカでタイニーハウスを自分で作って移動しながら暮らしている人の記事を見ました。家賃は一番高くて固定費としても大きいものだと思っていましたが、(タイニーハウスは)リビングコストが下がり、自分の家ごと移動できる軽やかさが感じられて、実際に暮らしてみたいなって思ったのがきっかけです」

居住スペースが小さいため、電気などのエネルギー使用量は少しだけ。環境負荷が少ない暮らしを実践している。

自分に必要な量を把握し、身軽に生きる相馬さんが未来に叶えたい夢は?

相馬さん:「タイニーハウスに住むことがゴールではなく、暮らしはミニマルであること、仕事や住む場所の選択肢が広がること、できる限り地球に優しいことがひとつの気付きになればいいなと思います」

なお、12月16日(土)放送の『しあわせのたね。』では、増え続ける遊休荒廃地をブドウ畑に再生させている人たちを紹介する。