イブラ、新たな役職でミランに復帰か「まだ話し合っている最中。どうなるか分からない」

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 元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が、スタッフとしてミランに復帰する可能性に言及した。9日、イタリアメディア『メディアセット』がコメントを伝えた。

 現在42歳のイブラヒモヴィッチ氏は、現役時代に数々のビッグクラブでストライカーとして活躍。ミランでは2010年夏〜2012年夏、2020年1月〜2023夏の2度にわたってプレーした。公式戦通算163試合の出場で93ゴールを挙げ、2010−11シーズンと2021−22シーズンのセリエA優勝に貢献した。

 ひざのケガを理由に昨シーズン限りで現役を引退した“ミラノの王”は、数週間前からミランへの復帰が噂されるように。ミランのパオロ・スカローニ会長も先日、イブラヒモヴィッチ氏が現在も“ロッソネロ”の上層部と良好な関係を築いていることをアピールし、同氏がクラブへ復帰することに前向きな姿勢を示していた。

 そんななか『スカイスポーツ』の取材を受けたイブラヒモヴィッチ氏は、「何が起こるかは分からない。俺たちはまだ話し合っている最中だ。もう少し待って、どうなるか様子を見てみようじゃないか」とコメント。復帰に向けてジェリー・カルディナーレCEO(最高経営責任者)らと話し合っていることは認めたものの、具体的な進展はまだないことを明かした。