初出場の大学4年生・青木祐奈が日本勢最上位5位の大健闘「大きな会場で滑る幸せ感じた」三原8位&樋口9位【フィギュアNHK杯】
GPシリーズ第6戦・NHK杯
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯は25日、女子フリーが行われ、初出場でショートプログラム(SP)8位の21歳・青木祐奈(日大4年)がともに自己ベストの126.18点、合計184.46点をマークし、日本勢最上位の5位に入った。
GPシリーズ初出場の青木は冒頭の連続ジャンプは3回転ルッツの単独になったが、以降はジャンプ、ステップ、スピンいずれも安定した演技にまとめた。ともに自己ベストの126.18点、合計184.46点が表示されると驚きの表情。大舞台で堂々と自分の演技を出し切り、地元の大歓声を浴びた。
順位が確定する前、取材に応じた青木は「完成度としては上出来。こういう大きな会場でSP、フリーと滑ることに幸せを感じていた。のびのびと私の表現したいことを目いっぱいできた。6分間の前から会場を見渡してたくさんお客さんがいらっしゃってうれしい気持ちが強かった」などと話した。
アバマリー・ジーグラー(米国)が合計200.50点で優勝。リンジー・ソーングレン(米国)が合計198.73点で2位、ニーナ・ピンザローネ(ベルギー)が合計194.66点で3位に入った。日本勢では三原舞依は合計172.64点で8位、樋口新葉は合計165.69点で9位だった。
(THE ANSWER編集部)