第63回
可愛い姿とは裏腹に自由奔放な言動で、ファンを翻弄する東京ヤクルトスワローズのつば九郎が読者の悩みに答える人生相談。様々な悩みに毒舌混じりのつば九郎節全開で、時にはズバッと時にはゆる〜く答えていきます。

【お悩み】
ヤクルトファン歴43年の中年男性です。神宮は毎試合、最近ではビジターにも足を運んでいます。自営業なので、何とか時間をやりくりしていますが、家族からは白い目で見られ続けています。球場観戦数を減らさずに、家族から認められる方法があれば教えてください。(永遠の若松推し・東京)

なんとか やりくりしている に ぎりぎりかんをかんじます

――熱烈なヤクルトファンからの相談です。この方の気持ち、個人的にもよく理解できます(笑)。

つば九郎 「なんとかじかんをやりくり」というところに、この人のぎりぎりかんがよくあらわれているよね。この「なんとか」をなくさないかぎりは、いつまでたっても、かぞくからしろいめでみられるとおもうよ。

――確かに、いろいろ時間をやりくりして必死に球場に足を運んでいる感じが文面からも伝わってきますね(笑)。

つば九郎 でも、「かぞくにめいわくをかけている」と、じぶんできづいているのはりっぱです。つばくろうとしても、じんぐうにきておうえんしてくれるのはほんとうにうれしいし、ありがたいことだから、どうにかしてかぞくにもみとめられてほしいです。

――家族に認めてもらうにはどうすればいいですかね?

つば九郎 みもふたもないことをいえば、きゅうじょうにいくかいすうをへらすしかないよね。とりあえず「じんぐうはいくけど、びじたーのときはかぞくさーびすをする」と、かぞくにせんげんしてみては?

――ビジターゲームの遠征を減らせば、多少は家族の印象も変わるでしょうしね。

つば九郎 じんぐうのほーむげーむと、まいほーむをしっかりまもること。そうすれば、かぞくのひともこころよくみとめてくれます。くれぐれも、「ほーむ」をたいせつに。