声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ！週替わりで登場するゲストとのトーク！
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A＆Gメディアステーション FUN MORE TUNE」！
10月28日のゲストは南條愛乃さん！
ニューシングル『閃 -Sen-』について伺いました。

『閃 -Sen-』はＴＶアニメ「冒険者になりたいと都に出て行った娘がＳランクになってた」オープニングテーマ。南條さんがオープニングテーマの作詞をするのは今回が初めてです。「作詞自体は何度かしたことあったんですけど、オープニングで作詞したのは初めてで。そもそもオープニングを唄うのが2回目。作品の中からどれだけ言葉のヒントとかテーマを拾えるかなというのが見つかるまでが凄くプレッシャー。本当に私に書けるのかなって」

書く前は不安だった南條さんですが、「原作を読み始めたら面白くて。どこを書いていこうかなっていろんな妄想しながら読んで。コミックスにキャラクターの説明のページみたいなものがあって、お父さんのベルグリフのところにちっちゃく“実は主人公”と書いてあって、確かにその目線で見るとそうだってなって。だから歌詞も、お父さんのベルさん目線で娘の姿を書きました」

自分で歌詞を書いた曲も仮歌はあるのでしょうか？「ないです。自分で歌詞書いてると、ひとつ罠があって、私の頭の中の私の方が歌がうまいんですよ（笑）。“今違うじゃん！私の中の私はこう歌ってなかったじゃん！”みたいなことが起こって、脳内の私はうまいのに、どうやったら近づけるだみたいな…」

自分で書いたからこその歌いやすさもあるそうです。「他の方が書いてくれた歌詞だと、自分にはない視点だから面白いし、なるほどってなるけど、細かいところまで拾い切れているか分からない。直接話したりできるわけでもないから、自分で書いたときは分かるというのは強いかなと思います」

ＭＶの撮影はどうだったのでしょうか？「『閃 -Sen-』ということで、光と影でも直線を多く入れてくださいと監督に言ったり。私、普段あまりカメラの前で動けないんですよ。どうしても静になっちゃうんだけど、動が欲しくって、今回ダンサーさんお呼びしたんだけど、ダンサーさんいるとつられて動いてきちゃって、「静と動」じゃなくて「動と動」みたいな（笑）。モノクロでやったのも、実は映像では初めて。曲かっこいいし、シンプルに立たせたいと思って。普段ストーリーパートが入ったりするんですけど、なしにして、歌ってるところだけにして合間合間にカラーのイメージカットが入ってくるようにしました」

カップリングの『瓦礫に咲く花』はＰＣゲーム「グリザイア クロノスリベリオン」エンディングテーマ。タイアップ7作目です。「最初歌ったときこんなに長いお付き合いになると思ってなくって。今となっては”グリザイアですね、やった！次はどんな世界かな？”と凄く楽しみ。『瓦礫に咲く花』はアップテンポではあるけど、凄く切ないというか、キレイな要素も多いので、熱くなりすぎず、キレイっていうのを意識しながら歌いたいなと思いました。ライブでやると本当盛り上がっちゃうんですけど！」

12月にはニューアルバムのリリース、そして地元・静岡でソロデュー10周年記念のライブを行う南條愛乃さん。ニューシングル『閃 -Sen-』は南條愛乃さんにとってどんな作品になったのでしょうか？
「ライブでみんなと盛り上がれる曲が1曲増えたなと思うので、育っていくとうれしいなと思ってます」