大竹まこと「岸田総理のリーダーシップが問われる」所得税減税のゆくえに注目が集まる
10月26日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」（文化放送）では、岸田文雄総理大臣のリーダー性について取り上げた。
25日の参院本会議における、自民党の世耕弘成参院幹事長の発言に注目が集まっている。
「（内閣）支持率が向上しない最大の原因は、（岸田総理が）国民が期待するリーダーの姿を示せていないことに尽きる」「（所得税減税をめぐり）決断と言葉には、いくばくかの弱さを感じざるを得ない」と酷評した。
代表質問において、総理大臣が身内議員から重ねて苦言を呈されることは、極めて異例。議場ではどよめきが起こったという。
大竹まこと「世耕さん、かなり踏み込んだ。一枚岩に見られていた与党が、ここにきて岸田さんのリーダーシップについて、ちょっと問われるんじゃないかっていう。世耕さんは確か安倍派か。与党内の何かの綱引きがあったのかは分からないけど、党内からもこういう声が上がってきた。今までの政権のリーダーにね、ちょっとザワついてきたかなと」
大竹は、岸田総理の方針がころころ変わることについても切り込んだ。
大竹「今年1月の政見放送では、『子育てと防衛費でお金がかかるので、増税します』って話してたわけだよね。それがどこまでいってるか確かじゃないけど、10月になって『減税します』って？ ええー、どうすんだ、ちぐはぐじゃないかって声が世間から上がってて。そしての減税のやり方。『還元』とか言ってるけど……」
岸田総理は、「消費税の減税は考えていない」と改めて考えを示している。
大竹「与党内の小さな嵐が、今後どうなっていくのか注目されています」
