物価上昇や光熱費高騰は悩ましいけれど、無理な節約はしたくない! そんなESSE読者の声をもとに、普段の暮らしや、やりくり術を見直しただけでゆとりが出た“お金に愛される人”を取材しました。がんばらずにできる方法で、強い家計をつくる秘訣が満載です。今回は「ESSE読者が本当に効果のあった見直しランキング」編です。

ESSE読者が浮いた!貯まった!本当に効果のあった見直しランキング

習慣を変えればお金に愛される体質に! 読者が見直して大きな効果があった“お金習慣”をランキング形式で発表します。

●<第1位>年間18万円浮いた!年の初めに欲しいものを洗いだし。目標額を貯めるまで買わない決まりに

毎年1月に家族で欲しいものリストを作成し、家計簿の1ページ目にペタリ。

「毎月積み立て貯金をして、貯まってから買うように。本当に欲しいものが整理されて、家族全員の衝動買いがなくなりました」(あのこさん・北海道)

●<第2位>年間15万円浮いた!株主優待とふるさと納税を趣味にした

節約ばかりではつまらないので、株主優待とふるさと納税を楽しみに。

「株主優待ではスタジオアリスで家族写真を撮ったり、ビックカメラでオモチャを買ったりしています。楽天のふるさと納税でポイントゲットも!」(@kabu.nana7さん・東京都)

●<第3位>年間10万円浮いた!買い物の回数を減らすだけ。タイパもよくなりイライラも激減

以前はちょこちょこ買い物に行っていたのを、週1回のスーパーと、月1回のコストコ、ウエルシアでまとめ買いに。

「とにかくついで買いを抑えられたうえ、時短にも。子どもと過ごせる時間が増え、副業する時間もできました」(ちゃーちゃんママさん・茨城県)

●<第4位>年間8万4千円浮いた!家電を使う時間を変えたら光熱費がみるみる減った!

オール電化で、電気代が安い23時〜7時までの間に家電を集中使用。

「食洗機、炊飯器、洗濯機は夜間に。朝起きると仕上がっているので、朝時間に余裕もできます。麦茶も給湯機で朝7時までに沸かすように」(oliveさん・愛知県)

●<第5位>年間7万円浮いた!レシートに○×をつけて毎日買い物反省会を開催

買い物から帰ったら、レシートを見て本当に必要な買い物だったか振り返り。

「重複して買ったものはないか、以前腐らせてしまったものはないかなどをチェックし、○×をつけます。この方法を続けたら、ムダ買いが激減」(sumieさん・東京都)

見直しランキング後半。だれでもできる方法で浮いた!

簡単な見直しで年間数万円浮かすことができる見直し術。ぜひマネしてみて!

●<同率第6位>年間6万円浮いた!YouTubeを見て我流の家計簿づくりに成功

「“消費”(生活に必要な項目/ノート左)と“浪費”(自分や家族にとっての余暇や娯楽/ノート右)を分け、月の予算を決めて家計簿に記入」。

収入−(消費+浪費)=利益と考えれば前向きになれて、ムダづかいの防止に!(たまさん・神奈川県)

●<同率第6位>年間6万円浮いた!週2回のごほうびを年1回に!“ラテマネー”で驚きの節約

家事や子育てに疲れたらすぐごほうびとしてカフェに行っていたのをやめ、年1回に。

「子どもの夏休みが終わった9月1日だけ、リフレッシュとして行くことに。体重も4kg減! 浮いたお金でNISAを始めました」(なぎ沙さん・神奈川県)

●<同率第8位>年間5万7千円浮いた!FP2級を取得した勢いで“なんとなく保険”を見直し

ファイナンシャルプランナーの資格をとったことで、税金や保険の制度を学び、必要なものとそうでないものが明確に。

「保険は健康保険と貯蓄で十分。なんとなく加入していたものを解約し、無理なく節約に成功」(Riccoさん・神奈川県)

●<第9位>年間5万円浮いた!隙間時間のネットショッピングをやめたら、ダラダラ買いがなくなった

ネットショップを目的もなくダラダラ見るのをやめたら、衝動買いが大幅減。

「スマホを見る時間そのものが減り、その分、趣味の本を読むなど自分時間をもてるように。使うギガ数も減り、通信料も安くなりました」(teruyoさん・東京都)

●<第10位>年間4万円浮いた!チリも積もれば…引き落とし内容を徹底チェック!

「以前は支払い用口座の引き落とし額を確認せず、想定で入金していました。それを3か月に1回、通帳の支出額の合計をしっかりチェックするように」。

サブスクなど解約のし忘れの見逃しもなくなり、貯蓄口座への入金も増やせるように。(へちまさん・青森県)