レッズ戦の前に取材に応じたエンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

写真拡大

トラウトは7月4日に左手首を骨折、翌5日からIL入りしていた

エンゼルス ー レッズ(日本時間23日・アナハイム)

 エンゼルスマイク・トラウト外野手が22日(日本時間23日)、左有鈎骨の骨折から復帰した。同日行われるレッズ戦に「2番・中堅」で先発出場する。試合前には「I’m Back! 長いこと離脱していた」と喜びを語った。

 7月3日(同4日)のパドレス戦でスイングをした際に骨折し、翌4日(同5日)に負傷者リスト(IL)入りしていた。現在の手首の状態について「まだ痛みが残っているけど、医者と相談してプレーを決めた。プレー可能な痛みだ」と説明。打撃への影響については「先日BP(打撃練習)をしたけど、いい感じに打球が飛んでいた。もちろん、時間が経った方がもっとよくなる」と話した。

 トラウト離脱後にチームは急失速し、現在借金3でプレーオフ進出圏内とは9ゲーム差となっている。「(プレーできないので)少しストレスを感じていた。でもまだ37、38試合残っている」と前を向き、まだチャンスが残っているかと聞かれると「間違いない。今の順位にはいたくない」と語気を強めた。

 大谷翔平投手にも好影響を与えることが予想される、待望の主軸の復帰。トラウトは目標について「(シーズンを)完走すること」と誓った。(Full-Count編集部)