京王電鉄、京王線・井の頭線で登録したPASMOでの乗車に応じてポイントが貯まるサービスを開始

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　京王電鉄は10月1日に、京王線・井の頭線に乗車すると「京王トレインポイント」が「京王アプリ」に貯まる鉄道乗車ポイントサービスを開始する。

●2023年10月1日スタート　回数乗車券は発売終了



　同サービスでは、「京王アプリ」内の鉄道乗車ポイントサービスに会員登録（無料）したPASMO（カードタイプのPASMOまたはモバイルのPASMO）で、京王線や井の頭線に乗車することで、乗車回数と同社線の乗車運賃に応じて「京王トレインポイント」が付与される。

　「京王トレインポイント」は、「京王アプリ」内の鉄道乗車ポイントサービス専用ページにて残高の確認が可能となっており、京王ポイントなどと交換できる。

　なお、大人運賃と小児運賃では、「京王トレインポイント」の貯まり方が異なる。

　大人運賃（PASMO）での乗車は、同一月内の乗車回数が5〜8回の場合は同一運賃区間の乗車運賃累計の1％分、9〜16回の場合は同一運賃区間の乗車運賃累計の4％分、17〜24回の場合は同一運賃区間の乗車運賃累計の8％分、25〜32回の場合は同一運賃区間の乗車運賃累計の12％分、33回以上の場合は同一運賃区間の乗車運賃累計の14％分が付与される。

　小児運賃（小児用PASMO）での乗車の場合は、1回の乗車ごとに同社線の乗車運賃の50％分の「京王トレインポイント」が貯まる。

　貯まった「京王トレインポイント」は、「京王アプリ」内の鉄道乗車ポイントサービス専用ページで、「京王ポイントへ交換」または「セブン銀行ATMでPASMOへチャージ」の、どちらかを選べる。

　「京王ポイントへ交換」では、1ポイント単位で10％上乗せして交換が可能で、京王ポイントは京王チケットレスサービスにて京王ライナーの座席指定券の購入に使えるほか、京王百貨店での買い物など京王ポイントサービス対象店で利用できる。なお、京王ポイントへの交換には、京王パスポートカード（クレジット機能付き、現金専用カード、デジタルポイントカード）が必要となる。

　「セブン銀行ATMでPASMOへチャージ」では、1ポイント単位でのPASMOへのチャージが可能で、チャージ1回あたり88ポイント（消費税相当分を含む）の手数料がかかる。申し込み後、全国のセブン銀行ATMで「チャージに必要な受取情報」を入力して、専用カードリーダーにPASMOをセットするとチャージできる。

　そのほか8月31日をもって、普通回数乗車券、時差回数乗車券、土・休日割引回数乗車券の発売を終了する。なお、通学用割引普通回数乗車券、身体障がい者用回数乗車券、知的障がい者用回数乗車券の販売は引き続き行われる。