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歴史的な6月を過ごした大谷。月間MVPは当然の結果だ(C)Getty Images

 二刀流スターが、またしても快挙を果たした。

 MLBは現地7月3日(日本時間4日)、6月の月間最優秀選手(MVP)を発表。大谷翔平が自身3度目となるア・リーグ野手部門で受賞を果たした。3度目の受賞は日本人選手では史上初の快挙。また、通算6度目となる週間MVPにも選出され、ダブル受賞を果たした。

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 打率.394、15本塁打、29打点を記録した6月の“大暴れ”は誰にも止められなかった。特に、月間「15」本の本塁打数は球団新、日本人新記録、ア・リーグ記録でも史上4人目の記録。驚異的なペースでアーチを量産し、2位のルイス・ロベルトに7本差をつけて本塁打ランキングトップを独走している。また、30日(日本時間7月1日)には今季MLB で最長となる493フィート(約150.3メートル)のアーチを放った。

 “異次元”の活躍で数々の記録を更新し、6月は歴史的な1か月となった大谷。現地メディアは他にも大谷が6月に残した驚異の数字を紹介している。

 米データ分析会社『Codify Baseball』は公式Twitterを更新。「過去90シーズンのMLBで、1か月間に25本以上の長打と20個以上の四球を記録した選手の全リスト」を紹介し、1950年6月のテッド・ウィリアムスと今年6月の大谷翔平の2選手だけであることを伝えた。ウィリアムスは通算2654安打、打率.344、521本塁打、1839打点を残し、「最後の4割打者」として知られたMLBのレジェンド。大谷がまたしても名選手と肩を並べた。

 同社は続けて、「そして、ショウヘイはその間に37人の打者から三振を奪った。これは本当にえげつないことだ」と、二刀流が残した数字に驚愕した。

 数々の歴史を塗り替えている大谷翔平。次はどんな“伝説”を見せてくれるのか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]