鹿行地域〜土浦のボトルネック解消です!

鹿行〜常磐線沿いを結ぶ大動脈のボトルネック

 茨城県は2023年6月27日、国道354号「土浦バイパス」で2車線だった0.9km区間が7月25日(火)に4車線で開通すると発表しました。


国道354号土浦バイパス。常磐線の陸橋は2車線となり、渋滞が発生していた(画像:茨城県)。

 土浦駅の北側を東西に横断する国道354号のうち、JR常磐線をまたぐ陸橋に並行して新たな橋が完成し、4車線化されます。前後の区間はすでに4車線となっており、今回、1991(平成3)年から進められてきた5.3kmの4車線バイパス整備が完了することになります。

 国道354号は北浦に架かる鹿行大橋、霞ヶ浦に架かる霞ヶ浦大橋を経て、県南部の鹿行地域と西部を横断する広域的な幹線道路で、常磐道の土浦北ICに接続しています。「市内の渋滞緩和や常磐道土浦北ICへのアクセス強化が図られ、物流の効率化などにも大きく寄与するものと期待されます」ということです。