機内も楽しみですね!

7月4日より就航

 北九州空港を拠点とするスターフライヤーが、2023年7月4日より定期便へ新型機「エアバスA320neo」を投入します。6月26日、この初号機である「JA28MC」が北九州空港へ到着し、同社の公式SNSアカウントがその様子を公開しています。


スターフライヤーの新型機「エアバスA320neo」(画像:スターフライヤー)。

 スターフライヤーのA320neoは、同社の主力機である「A320シリーズ」の新型派生型で、従来機のA320ceoと比較し、エンジンを換装することなどで、消費燃料や騒音影響の削減が図られるとしています。

 また、A320neoは既存のスターフライヤー機とは一線を画した客室設備を特徴とします。同社初となる機内Wi-Fiサービスを無料提供するほか、同型式としては国内で初めて、エアバスの新客室構成である「AIRSPACE」を導入。従来機より60%以上大きい頭上荷物棚、フルLED照明、タッチレスや抗菌加工を施した化粧室などが設置されています。

 また同社では、A320neoの導入にあわせて新たなシートを開発し、この機に実装します。これまで全席に配置し同社の名物設備であった、シートバックモニターを廃止する一方で、薄型シートを導入し、国内最大級の足元スペースを提供するとのこと。座席には、スマートフォンやタブレット端末の利用に便利なタブレットホルダーを設置するほか、USB・AC電源を搭載します。

 航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、「JA28MC」は23日にエアバスの工場があるフランス・トゥールーズを出発。ドバイ、タイを経由して北九州空港へ到着しました。この機の定期便運航初便は、4日16時30分北九州発、羽田行きのSFJ86便を予定しています。

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