尖閣諸島近海に中国海軍の測量艦が出現 自衛隊は護衛艦や哨戒機を出動
海自の護衛艦や補給艦、哨戒機が警戒監視を行いました。
中国海軍シュパン級測量艦1隻を確認
防衛省・統合幕僚監部は、2023年6月26日3時頃、尖閣諸島・釣魚島の西約80キロの海域で、中国海軍シュパン級測量艦1隻を確認したと発表しました。
補給艦「はまな」(画像:海上自衛隊)。
同船はその後、魚釣島の西約70キロの海域を南東に進んだ後、与那国島と西表島の間にある接続水域を通り、太平洋に向けて航行したとしています。
これに対し、自衛隊は第12護衛隊所属で呉基地を母港とする「あぶくま」、第1海上補給隊に所属し、佐世保基地が母港の補給艦「はまな」、鹿屋航空基地に所属する第1航空群のP-1哨戒機で情報収集や警戒監視を行ったとしています。