【海外発!Breaking News】行方不明の潜水艇「タイタン」は圧壊、5人全員が死亡 アメリカ沿岸警備隊発表
現地時間22日午前10時48分、遠隔操作の水中ビークルを投入して大規模な捜索を行っていたアメリカ沿岸警備隊は、タイタニック号付近の海底で潜水艇「タイタン」の破片が散らばっている場所を発見し、専門家による分析が行われていると発表した。また正午過ぎには、第1沿岸警備隊管区のジョン・モーガー少将(Rear Adm. John Mauger, the First Coast Guard District)が記者会見で、潜水艇の捜索中に発見された破片は「壊滅的な圧壊が起こった場合と一致する」と述べた。また数日間行方不明になっているタイタンの乗組員に生存の見込みはないとして、家族へ哀悼の意を表した。
「私たちが最初に見つけたのは、潜水艇の外側にあった部品でした。それは大惨事が起こったことを示す最初の兆候でした」とポール氏は語っている。
ダイビング専門家のデビッド・マーンズ氏(David Mearns)は英ニュースメディア『BBC』に対し、ダイビングコミュニティと関係のある探検クラブの会長が、残骸には「タイタンの着陸フレームと後部カバーが含まれている」と述べたことを明かしている。タイタン圧壊の犠牲者のうち2人は、この探検クラブの会員だった。
この潜水艇は、オーシャンゲート・エクスペディションズ社が実施するタイタニック号を探検する観光ツアーに使われて、パイロットであり同社CEOであるストックトン・ラッシュ氏(Stockton Rush)と10代の男性を含む計5人が乗り込んでいたが、探検に向かって潜水航行中、マサチューセッツ州ケープコッドの東約1670キロの地点で18日に消息を絶った。
20日と翌21日にカナダの航空機が「水中騒音」を探知したことから、その情報を手掛かりに捜索海域を絞り、アメリカ沿岸警備隊は米軍のほか、カナダやイギリス、フランス当局などの支援を受けながら、潜水艇内の酸素が尽きるとされる22日までの救助を目指していた。
画像は『OceanGate Expeditions 2023年6月1日付Twitter「Despite being in the middle of the North Atlantic」』『9News 2023年6月23日付「All five passengers on board missing Titanic submersible dead after ‘catastrophic implosion’」(9News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)
