トナーリ売却に近づくミラン、代役としてすでに3選手の獲得を検討?

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 イタリア代表MFサンドロ・トナーリの退団が近づいているミランは、すでに代役候補として3選手を挙げているようだ。21日、イタリアメディア『スカイスポーツ』や同メディア『フットボール・イタリア』などが伝えている。

 ミランではニューカッスルからトナーリ獲得に向け、7000万ユーロ(約109億円)に追加オプションが付随したオファーが提示されている。同選手自身がすでにニューカッスルと個人合意に達していることもあり、同選手の売却は時間の問題とも報じられている。そこでミランはこの売却金を活用して3選手を獲得することを検討しているようだ。

 ミランはまず、インテルやユヴェントス、ローマも関心を示しているサッスオーロに所属するイタリア代表MFダヴィデ・フラッテージに関心を示しているという。なお、サッスオーロとしては4000万ユーロ(約62億円)程度を要求しているものの、ミランはこれをトナーリの移籍金で賄えるため、金額面での問題はないと見られている。

 また、ミランは以前から関心を示しているチェルシーに所属するイングランド代表MFルベン・ロフタス・チークへの関心を継続しており、チェルシーは2500万ユーロ(約39億円)と評価しているものの、ミランとしては2000万ユーロ(約31億円)程度で獲得することを目指しているようだ。

 そのほか、ミランはレンタル移籍中だったスペイン人MFブラヒム・ディアスがレアル・マドリードに復帰したことを受け、代役としてチェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチに関心を示している模様で、トナーリの売却金を利用して獲得することを狙っていることが伝えられている。

 トナーリの移籍が決まれば、ミランは本格的に3選手の獲得に動き出すと見られており、今後の動向に注目が集まっている。