トヨタの新型「アルファード」と「ヴェルファイア」を発売しました。ユーザーからは様々な反応が寄せられていますが、アルファードから消えた“ロゴ”を惜しむ声が多数。ヴェルファイアとの違いがよく分からないとの声もあります。

専用ロゴがトヨタマークに?

 トヨタは2023年6月21日、8年ぶりにフルモデルチェンジした、ミニバン「アルファード」と「ヴェルファイア」を発売。SNSでは様々な反応が寄せられ、発表後すぐTwitterのトレンド入りしています。


先代「アルファード」のグリル部分(画像:トヨタ)。

 正式発表から数時間で、ディーラーにて実車カタログを見ているという報告はもちろん、既に購入したという人も。車両のデザインに関しては、「めちゃくちゃイメチェンしては無いけど、テール周りはかっこいい」「やはり海外優先型シリーズ カッコよー」といったコメントが見られ、キープコンセプトながら洗練された外観に反応が集まりました。

 ただ、アルファードから消えた、あるものを惜しむ声も。それは、ギリシャ語のα(アルファ)をモチーフとした専用のエンブレムです。今回これが、トヨタマークへ変更されました。

「アルファードはアルファードのロゴというかエンブレムが付いてこそのアルファードであって、トヨタマークじゃなんだかなぁ」「ついにアルファードまでトヨタマークなったか…」「長年アルファード乗ってきた身としては新型のトヨタマークに違和感しか無い。デザインは好き」――このような反応がSNSでは見られます。

 一方、ヴェルファイアの先代モデルは当初、ネッツ店のエンブレムが採用され、のちにトヨタマークへ変更されており、今回ももちろんトヨタマークです。アルファードの専用エンブレムについては、様々なメーカーがミニバンを販売するなかでも「一際目立つ高級感のある一台」を販売したいという気持ちを込めてつけられていたとされ、ひとつのアイデンティティとなっていました。

 今回、ヴェルファイアには専用のフロントグリルのほか、専用グレード「Z Premier」、専用のサスペンションチューニングやボディ補強、専用パワートレーンユニットなどが用意され、アルファードと “兄弟車”という位置づけから一歩ランクアップしています。ただ一般からは、「ヴェルファイアの違いってなんなの? 見た目って思ってたけど新型とか見た目似てきたやん まじで何が違うの」といった意見や、「ヴェルファイアとアルファードの違いをよくわからないままに次期モデルが発表されてしまいました!」といったコメントが見られました。

 もちろん、2台とも“オラオラ感”のあるフロントやグリル部分への言及も多数。ただ、「オラオラ感が程よく減ったように見える」「格好良さを求めてオラオラ顔になっている」「相変わらずオラオラな車やなぁ…」と人によって反応は様々なようです。また、顔はオラオラしなくなったら「値段がオラオラし始めた」という意見もあります。

 新型はアルファードが540〜872万円、ヴェルファイアが655〜892万円という価格帯となっています。