大阪メトロ「夢洲延伸」トンネルつながった! 中央線から万博会場までの「最終区間」到達 2025年開業
2025年の延伸開業まであと3年!
コスモスクエアが終点ではなくなる
万博輸送にそなえて中央線へ導入された30000A系電車(画像:大阪メトロ)。
大阪メトロは2023年6月21日(水)、万博会場へのアクセス新線として整備中の中央線「夢洲延伸」(北港テクノポート線)区間について、コスモスクエア駅から海底を経て夢洲人工島の夢洲駅に至るトンネルがつながったと発表しました。
中央線は大阪港駅から海底トンネルを越えて、南港・咲州のコスモスクエアが終点です。そこから先は新交通システムの「ニュートラム」が走っています。延伸部は中央線が北西へ進路を変え、もう一度海底トンネルで別の人工島「夢洲」へ向かうものです。延伸距離は3.2kmです。
これまで、海底をくぐる開削トンネルと沈埋トンネルが完成済み。残り区間として、夢洲の地下をシールドトンネルで掘削していました。今回、それが貫通を迎えたのです。
延伸開業予定は、大阪・関西万博が開幕する2025年。あとは夢洲駅の工事が本格化していきます。ちなみに夢洲からさらに北上して舞洲・桜島方面へ延伸する計画がありますが、こちらは休止状態です。