新型車両の増備や「新たなICチケット」導入も 東京モノレールの2026年度までの設備投資計画
浜松町駅の建て替えも着々と進みます。
10000形車両を追加投入へ
東京モノレールは2023年6月16日(金)、国土交通大臣から鉄道旅客運賃の改定申請が認可されたと発表。あわせて2023年度から2026年度までの主な設備投資計画も明らかにしました。
東京モノレール10000形(画像:写真AC)。
2023年度から2026年度までの設備投資では、サービス改善に123億900万円、安全対策に116億1300万円を投じる計画です。
サービス改善では、2029年12月の竣工を目指す浜松町駅の建て替え工事、10000形車両の追加投入、新たなICチケットの導入、バリアフリー設備拡充、駅トイレ改良などを進めます。「新たなICチケット」に関して、東京モノレールは「SuicaカードやモバイルSuicaで、モノレール&都区内パスなどのお得なきっぷが利用できるようになりましたが、そうした特別企画乗車券を新たに検討していきます」(営業部)と話します。
安全対策では、鉄道構造物の耐震補強や補修工事、信号機器、変電所などの電気設備更新を予定。変電所・信号機器浸水対策など、自然災害対策も行います。