壮観!バスがズラ〜っと「お尻はみ出し駐車」なぜ? 危なくないのか聞いた
絶対押すなよ!って感じですな。
テレビ朝日『ナニコレ珍百景』でも紹介
湯田中営業所に駐車するバス(画像:長電バス)。
長野県北部でバスを運行する長電バスは去る2023年6月4日(日)、同社の湯田中営業所(山ノ内町)でイベントを開催。その際、駐車されていたバス車両に注目が集まりました。その様子は同社の公式Twitterにも投稿されています。
それは、車体の後方1mほどを崖の上からはみ出して駐車しているというもの。同社の担当者はこの理由を、「限られたスペースに多くの車両を駐車させ、また通路を確保するため」と話します。なお、手前の道路を含め営業所の敷地内です。
ところで、危険ではないのでしょうか。前出の担当者は「後輪のすぐ後ろにストッパーを置き、これ以上バスが下がらないようしてあるので大丈夫です」とのこと。確かに、バスはリアオーバーハングが長いだけであり、タイヤさえ駐車枠にあれば問題ありません。
そしてこの駐車の様子は、かつてテレビ番組で取り上げられたこともあるのだそう。2009(平成21)年6月、テレビ朝日の『ナニコレ珍百景』でした。番組では「スリル満点の駐車場」と紹介されており、運転士は駐車の際に後方モニターを見ても、地面は確認できないそうです。
長電バスの担当者は、この駐車方法は長年行ってきていると話します。