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 1.FCケルンは来季にむけた4人目の戦力補強を発表した。ヤコブ・クリステンセンがFCノアシェランから獲得。これまで全ての世代別のデンマーク代表でプレーしていきた21歳のボランチとは、2026年夏までの契約を締結した。「まだ若いがすでにプロとして150試合に出場した経験をもっている。それでもまずはここでのインテンシティになれる必要があるだろう。コーチ陣ができる限りバックアップしていくよ」と、クリスチャン・ケラー強化担当はコメント。

 コペンハーゲンに生まれたクリステンセンは、12歳でノアシェランの門を叩き、17歳でデンマーク1部デビュー。それから4年を経てブンデスリーガでのステップアップを決意している。「ケルンでの生活をとても楽しみにしているよ。ケルンは僕にとって初めての海外挑戦の場となる。ブンデスリーガでのプレーにとても興奮しているし、ケルンの情熱的なサッカーには好印象をもっているよ。きっとここでうまく成長していけると思う」と語った。

 昨季ノアシェランにてリーグ戦2位でフィニッシュした同選手は(22試合に出場、うち21試合で先発)、不動のレギュラーとなっていた同クラブとの契約をこの夏で満了しているためにフリートランスファーにて加入。これによりケルンは来季に向けてDFパカラダ、GKニッキッシュ、FWヴァルトシュミットに次ぐ、4人目の補強としてMFクリステンセンを迎え入れることになった。

レンペルレをレンタル、アダムヤンは残留の流れ

 ヴァルトシュミットとホラーバッハ獲得により攻撃陣の強化をはかったケルンでは、一方でサルギス・アダムヤンが不振のシーズンを終えて移籍候補の1人とみられているところ。しかしながら30歳のアルメニア代表アタッカーについて、ケラー強化担当は「今回の準備期間ではコンディションが別物だと考えているし、そこで別の顔を見せてくれると期待している。もしそこで結果を出せればチームの強化になるもので、本来の彼の力はこんなものではないと見ているよ」と期待感。そしてむしろ21歳の若手FWティム・レンペルレを、ブンデス2部グロイター・フュルトにレンタルすることが発表されている。フュルトのアズージSDは「以前より彼に注目していたし、多くのポテンシャルがあると確信している」と期待感を示した。

Hej, Jacob!

Jacob Steen Christensen unterschreibt bis 2026 beim FC. Der 21-Jährige kommt ablösefrei vom FC Nordsjaelland aus der dänischen ersten Liga. Willkommen, Jacob!

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- 1. FC Köln (@fckoeln) June 15, 2023