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今回は、「赤い爺さん」をご紹介します。

赤い爺さん 8話

足音を立てないようにすり足で後ろに下がるYさん。
お爺さんのふりをした「そいつ」はそれに気づいたのか首だけを長く伸ばしてこちらを見ました。
気づかれたと思った瞬間にはそいつの顔が目の前にあって……?

肩から上だけが不自然に伸び上がっているお爺さん。
目の前で「お…おお、Y、Yか」と口から泡を立てながら言いました。
Yさんは絶叫し、近くの本屋に向かって走りました。
そして家族が帰ってきてから起こったことを話したのですが、誰も取り合ってくれませんでした。
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(おばけてゃ)