羽田空港を利用する方におすすめ。旅の幅を広げてくれる【ホテルJALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング】
羽田空港を利用して早朝便でフライトする方の前泊や、夜便の後泊に便利な【ホテルJALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング】。朝夕は無料シャトルバスが運行し、電車利用では最寄りの穴守稲荷駅と空港間が5分ほど、しかも駅からホテルまでは徒歩4分とアクセスのいいホテルです。
旅のスタート地点になるホテル
2016年9月にグランドオープンした館内は、清潔感があって、のんびりくつろげるラウンジも用意。ホテル周辺には飲食店やコンビニエンスストアも点在しています。
▲京浜急行の穴守稲荷駅から徒歩4分
駅から向かうと姉妹館の「ホテルJALシティ羽田 東京」もすぐ手前にあるので間違えないように気をつけましょう。
▲床には羽田空港の滑走路
玄関を入るとフロアには羽田空港の滑走路をモチーフにしたイラストが。航空会社の名前を冠したホテルならではのデザインです。写真からは切れていますが、手前には赤い印があって、ホテルの位置を表示します。
▲お洒落なカフェのようなラウンジ
ラウンジの利用時間は、羽田の早朝便で発つ方や夜便で到着する方のために4時30分から10時までと、15時から25時まで。席によってはコンセントをそなえ、PCワークが行なえます。コーヒーやココア、コーンスープなど、数種類のフリードリンクが用意され、電子レンジやカトラリーもありました。お弁当などをここで食べることも可能です。
▲外国人旅行者のために、ラウンジのラックには日本の工芸品などが飾られます
棚にはボードゲームも置かれていて、実際に使って遊ぶこともできます。時には時間潰しが必要になる旅行客には、うれしいサービスです。
▲客室にはボディタオルのみ用意され、その他必要なものはラウンジのアメニティバーから選びます。男女別の基礎化粧品も数量限定で置いてありました
▲1階のエレベーターホールにはお洒落な椅子が置かれます
日本の名所が壁を飾る客室
館内は客室階のフロア表示とルームナンバーに和紙を使い、日本の美に触れられるデザイン。客室は6タイプ103室で、東京タワーやレインボーブリッジなど東京の観光スポットや富士山を映した6種類の“ドリームボード”が飾られ、旅行気分が盛り上がります。
▲「デラックスツイン」は25平米
「デラックスツイン」は大人2名、添い寝は未就学児童2名で(プランによっては小学生まで可)、家族旅行なら最大4名まで宿泊可能。全ての客室にシモンズのベッドマットが採用され、程よい硬さで寝心地がよく、ぐっすり眠ることができました。
▲デスクスペースもあって、パソコン作業にも便利です
▲肌触りがとてもいいセパレートタイプのルームウエア
▲バス・トイレ・洗面は独立タイプ
デラックスツインと、最大6名宿泊できるクアッドスタイルの客室のみ水まわりが独立タイプ。バスルームは洗い場もあってゆったり利用できました。
▲身体に優しいオーガニック成分配合のバスアメニティ。髪もふっくらして、洗いあがりのとてもいいシャンプーでした
▲18平米の「スタンダードダブル」
一部の客室はベッドの下にスーツケースを収納できるので、コンパクトな部屋でもスペースを確保できます。
▲「デラックスツイン」と「クアッドスタイル」以外の客室は、水回りが3点ユニットタイプです
朝食ビュッフェは姉妹館で
朝食は、同じ並びに立つ徒歩1分の姉妹館「ホテルJALシティ羽田 東京」の「Cafe&Dining HARUHORO(ハルホロ)」を有料で利用できます。もちろん朝食付きの宿泊プランも用意。早朝のフライトにあわせて朝6時から営業していて、7時から8時30分が混むそうです。
▲HARUHOROはランチ(11時30分〜14時)とディナー(18時〜22時)の営業もしています
▲朝食は和洋のメニューを60種類そろえるビュッフェスタイルです
▲もちろんベーコンやソーセージ、スクランブルエッグやフライドポテトなど、ホテルモーニングの王道ホットディッシュも用意
▲フレッシュな野菜サラダも彩り豊か
▲かぼちゃの冷製スープときのこのスープは、サラッと飲めて美味しかったです。
地元の佃煮は要チェック。古くは東京湾に望む漁村だった羽田で120年続く「大谷政吉商店」の佃煮が並びます。この日は浅利昆布、胡桃シラス、松の実入りの小魚“まつあみ”が並び、ほどよい甘辛な味付けでご飯が進みます。
▲「大谷政吉商店」の佃煮こそ“羽田の味”
鯖の塩焼きは朝に優しい塩加減で、筑前煮も野菜がしっかり煮込まれています。ご飯にとろろや佃煮をのせて食べるのもおすすめ。洋食派の方には数種類のパンを用意しています。
▲野菜やフルーツ、和洋の料理など、バランスよくいただけます
▲セルフで作るうどんは、つるっとのど越のいい麺に、ほんのり甘めの出し汁がベストマッチ
レストランの自慢のひとつが朝カレー。ランチにも提供され、大人気のメニューになっています。この日は大きな肉がごろっと入る、スパイシーなポークグリーンカレーとチキンレッドカレーで、辛さの中に肉の旨味をしっかり感じる本格派。子供も食べられる大豆ミートキーマカレーも、欠かさず試しておきたい美味しさです。お米は魚沼産コシヒカリでした。
▲朝カレーは3種類。この味を目的に泊まりたくなるホテルです
羽田空港へのアクセス
航空機利用のゲストが多いことから、羽田空港へのシャトルバスの運行や、スピーディーなチェックアウトを可能にしています。
▲追加の清算がなければ、カードキーを1階のボックスに入れてチェックアウト完了です
▲羽田空港からホテル間は、予約不要の無料シャトルバスが運行します
羽田空港へのシャトルバスは、姉妹館の「ホテルJALシティ羽田 東京」から出発します。運行していない時間帯があるほか、午前中は送りのみ。午後16時15分からは迎えのバスがあるので、ホームページの時刻表と乗り場のマップをご確認ください。
▲ラウンジの窓にはこんな模様も
【ホテルJALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング】は、シャトルバスや京急空港線を使っても、羽田空港にアクセスしやすい便利な立地。朝便の前泊や夜便の後泊など、空港利用がスムーズになって旅の幅も広がります。ぜひアクティブに利用してみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:ホテルJALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング https://www.haneda-hotel.com/>