Apple Watchよりも一足先に登場し、スマートウォッチの先駆者となった「Pebble」の創設者であるエリック・ミギコフスキー氏が、物理キーボードを搭載したポケットコンピューター「Beepberry」を発表しました。

Beepberry by SQFMI x Beeper | Beepberry

https://beepberry.sqfmi.com/



Beepberry is a Blackberry keyboard tinker toy from the founder of Pebble - The Verge

https://www.theverge.com/23727218/beepberry-cyberdeck-mini-computer-raspberry-pi-beeper-messenger

ミギコフスキー氏は2023年5月18日に「私が取り組んでいる小さなプロジェクトを紹介できることをうれしく思います」と述べ、ポータブル電子ペーパー搭載コンピューターの「Beepberry」を発表しました。





開発の経緯についてミギコフスキー氏は「スマートフォンを使わず、友人や家族と連絡を取り合えるデバイスが欲しかったので、Raspberry Piを搭載し、物理キーボードを備えた、カスタマイズ可能な小さな電子ペーパーディスプレイを組み込んだデバイスの開発を決意しました」と述べています。





Beepberryは物理キーボード搭載スマートフォン「BlackBerry Classic」のキーボード部分が移植されており、ディスプレイには2.7インチのシャープ製メモリー性液晶が搭載されています。また、ディスプレイや物理キーボードだけでなく、USB-C接続用のポートやLED、サイドボタン、電源スイッチ、および汎用入出力(GPIO)用のスロットなどが組み込まれています。



Beepberryは、TwitterやSlack、Discordなどのチャットサービスを統合して1つのアプリで管理できるサービス「Beeper」の動作専用デバイスですが、オプションで「Raspberry Pi Zero W」を搭載することができるため、ユーザーがプログラミングや改造を行い、Beepberryをポータブルなポケットコンピューターとして活用することも可能です。Beepberryを簡単な天気チェッカーとして活用している様子を示した動画が以下。ボタンやキーボード操作を行うことで気象情報を表示する様子が見られます。

Beeper Hardware (aka Franky) Demo - YouTube

また、映画「スターウォーズ」をアスキーアートで表現した「STAR ASCIIMATION WARS」を実行した様子が以下の動画です。

Beepberry - Star Wars Ascii Demo - YouTube

Beepberryのソフトウェアとファームウェアはオンラインでダウンロード可能で、購入者向けにBeepberryのケースの3DプリントモデルやBeepberryの改造などに取り組むユーザー向けのDiscordコミュニティも開設されています。



Beepberryの価格は、Raspberry Pi Zero Wを搭載するモデルが99ドル(約1万3000円)、Raspberry Pi Zero Wを搭載しないモデルが79ドル(約1万円)で予約注文が可能です。なお、発送予定はRaspberry Pi Zero Wを搭載しないモデルが2023年8月まで、Raspberry Pi Zero Wを搭載するモデルが2023年9月までとされており、日本への発送も対応しています。