ローマ戦で久保に与えられた時間はあまりにも少なかった。(C)Getty Images

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 久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間3月16日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16第2レグで、難敵ローマとホームで対戦。圧倒的に攻め込みながらも、スコアレスドローに終わり、アグリゲートスコア0−2で敗退が決定した。

 12日のマジョルカ戦で81分からの途中出場となり、この大一番ではスタメンが有力視されていた久保はまさかのベンチスタート。しかも、チームがゴールを奪えないなか、出番が回ってきたのは71分だった。

 状況を打開しようと奮闘を見せるも、与えられた時間はあまりにも少なかった。
 
 ソシエダの公式SNSは、試合後に選出たちがファンに挨拶をするシーンを収めた動画を投稿。少し離れたところに一人で立っている久保は後ろ姿のため表情は分からないが、納得がいっていない様子はひしひしと伝わってくる。

 GKのアレックス・レミロが近寄ってきて、頭にキスをするような仕草をしたのは、そんな日本代表を慰めるためだったのかもしれない。

 この様子にファンからは「こんな温かい応援してくれてたのに。タケの態度からしてかなりフラストレーション溜まってるんだろうな」「久保きゅん怒ってる背中がかっけえな…」「タケ、めっちゃ悔しいんやろな」「オジャルサバルよりタケだった」といった声が上がっている。

ELから敗退したソシエダは、チャンピオンズリーグの出場権獲得(4位以内)が今後の目標となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「めっちゃ悔しいんやろな」ファンが注目した試合後の久保の様子