かなり深刻な事態になりましたが、再発防止を徹底してもらいつつ、今後に期待!

予約殺到で初日14時に中止

 2023年3月9日0時からから販売が開始されたものの、想定外のアクセスが殺到したことで公式サイトなどが繋がらなくなり、同日14時に販売中止に至った、JAL(日本航空)の「JALスマイルキャンペーン」国内線航空券タイムセール。同社が3月14日、公式サイト上に謝罪文を掲載しました。


JALの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

「JALスマイルキャンペーン」では、同年4月から6月までの搭乗分を対象に、国内線全路線一律で片道6600円を基本とする格安の運賃を設定。これは休日でも同一価格で提供されるほか、小児割引片道4950円など、搭乗者によってはそれよりもさらに割り引いた価格で購入できるといったものでした。

 同社は「事前の想定・準備において当社の見通しが甘かったと認識しており、お客さまのご期待を裏切る結果となりましたことを重く受け止めております」とコメント。そのうえで、以下のようなコメントを発出しています。

「現在、システム障害の原因の調査を継続しておりますが、今後、調査の結果をふまえ、再発防止策とお客さまからのご期待に少しでもお応えできる新たなプロモーションを展開できるよう検討してまいります」

 あくまで”展開を検討している”状況ですが、同社がトラブル対策を強化したうえ、「全路線6600円」に匹敵するような超オトクなキャンペーンを展開する可能性もゼロではなさそうです。