中国に続きインドでも始めるんだとか。

インドでも貨物機への改造をスタート

 アメリカの大手航空機メーカー、ボーイングは2023年3月10日、インドに新たなBCF(ボーイング・コンバーテッド・フレイター)の改造拠点を開設すると発表しました。


ボーイング737-800BCFのイメージ(画像:ボーイング)。

 BCFとはボーイングが製造した旅客機を貨物機へと改造したモデルのことを指します。対象機はボーイング737、747、767、777、787と多岐にわたり、どのモデルもBCFに改造することで20年以上寿命を延ばすことができるといいます。

 ボーイングはインドの現地企業、GAT(GMRエアロテクニックT)と協力することで、そのような改造作業を行うとのこと。GATはインドのハイデラバードにあるラジーヴ・ガンディー国際空港に拠点を置いており、従来より主要な航空機のメンテナンス、修理、オーバーホールを行っていました。

 なお、ボーイングには現地法人としてボーイング・インディアがあり、実務は同社が窓口になる模様です。

 ちなみにボーイングは、先んじて中国の広州にも737-800をBCFに改造する拠点を開設しています。