コミケ会場のアクセスに新橋行き連節バスが誕生!?

4月1日から新ルートで運行開始


東京BRTの連節バス(中島洋平撮影)。

 東京BRTと京成バスは2023年3月13日(月)、都心と臨海地域をむすぶ速達路線「東京BRT」について、4月から新路線の運行開始をふくむ改変を行うと発表しました。

 現在は虎ノ門ヒルズ・新橋から、勝どきと晴海ターミナルをむすぶ路線のみが「プレ運行(一次)」として運行中ですが、4月1日からは「プレ運行(二次)」として、以下のとおり運行拡大となります。引き続き、連節バスと通常のバスが使用されます。運賃は変わらず220円です。

●ルートが3系統に拡大
・虎ノ門ヒルズ〜新橋〜勝どき〜晴海〜豊洲〜豊洲市場前【延伸】
・新橋〜勝どき〜豊洲市場前〜有明テニスの森〜国際展示場〜東京テレポート【新ルート】
・新橋〜勝どき【区間便】

●新橋〜勝どき間で、地上道路からトンネル経由に変更
 これまでは汐留・汐先橋・旧青果門前といった交差点で信号待ちを強いられ、渋滞にはまっていたのが、汐留交差点の先にある入口から環状第2号線の「築地虎ノ門トンネル」(昨年12月全通)に入ることで、勝どきまでノンストップとなります。所要時間は最大4分短縮となる見込みです。

 さらに、区間便とあわせて、新橋〜勝どき間の運行本数は増便となります。平日は14便増(154→168)、土休日は46便増(116→162)となります。

 今回の新ルート運行開始で、お台場地域の都心方面への直結アクセスが新たに生まれます。大規模イベント会場である東京ビッグサイトへのアクセスも、ゆりかもめ・りんかい線を補完する存在となりそうです。なお、国際展示場バス停は、国際展示場駅前ロータリーに設置予定です。お台場方面のルートは新橋発着ですが、虎ノ門ヒルズ方面へ無料で乗り継ぐこともできます。