ごはんづくりをラクにするために始めたつくりおきが、だんだんと負担になってやめてしまった経験はありませんか?

そこで、『週末1時間5品だけ!ゆるっと作り置きおかず』(扶桑社刊)を上梓したにぎりっ娘。さんに、つくりおきをラクに続けるコツを伺いました。

人気料理YouTuberが伝授。つくりおきを「続けるコツ」

登録者数128万人の人気YouTuber・にぎりっ娘。さん。1時間でつくれるつくりおきのレシピ動画が参考になる! と大人気なんです。

しかし、つくりおきがしんどくてやめていた時期もあったそう。

「私は以前、週末にまとめて10品ほどのつくりおきをしていました。しかし、時間をかけてがんばってつくったわりに、食べ忘れたり、そのおかずの気分じゃなかったり。冷蔵庫に入れっぱなしで腐らせてしまったことも。そんなことがあり、一時期はつくりおきをするのをやめていました」

●つくりおきは1時間につくれる分だけと割りきる!

日々のごはんづくりをラクにするためのつくりおきがかえって負担になっていた経験から辿りついたのが、「ゆるっとつくりおき」。

「具体的には、1時間で5品、2〜3日で食べきれる量をつくることにしました。お得な食材をまとめ買いしたときや、実家から手づくりの季節野菜がたくさん届いたときに、早く食材を消費できるので一石二鳥です。“がんばりすぎず、食べきれる量をつくること”。それが私の見つけた続けるコツです」

 

がんばりすぎない「ゆるっとつくりおき」の5つの考え方

にぎりっ娘。さんが「ゆるっとつくりおき」で大切にしている5つの考え方があります。

●1時間に5品が無理なく続けられる

忙しい毎日でも、休日に1時間ならがんばろうという気持ちになれるもの。1時間あれば、調理法やメニューを工夫すると、メイン2品、サブ3品の計5品をつくることができます。

●2〜3日で食べきる量がちょうどいい

せっかくたくさんつくっても、食べるのを忘れてしまったり、気分じゃなくなったりして無駄にしてしまうことも。5品ならおいしいうちに食べきることができます。

●メインとサブのおかずを組み合わせる

メインとサブの両方をつくっておくと、つくりおきだけで1食分の夕食やお弁当が完成! また、メインだけ新しくつくって、サブはつくりおきを使うということや、その逆も可能になり、まさにお助けおかず!

●旬の季節野菜やお得な食材を使う

リーズナブルで栄養価の高い旬の野菜やお買い得な肉を使わない手はありません! 一度にたくさん手に入ったときは、つくり置きをすれば大量消費ができ、食材を無駄にしません。

●冷凍ストックを持っておく 

冷凍庫につくりおきがあるだけで心が軽くなる! 冷凍のよさは、長持ちすること。調理後冷凍のほか、肉と野菜を調味料に漬けた「下味冷凍」も解凍して焼くだけと便利です。

 

つくりおきのハードルが高いと、続けるのがしんどくなってしまいます。にぎりっ娘。さんのゆるっとつくりおきを取り入れて、日々のごはんづくりをラクにしませんか?

『週末1時間5品だけ!ゆるっと作り置きおかず』では、段取り表つきのつくりおきレシピを紹介。だれでも1時間で5品つくれる段取り上手になれます。

そのほか、特売肉や季節の野菜をテーマにレシピを紹介。ぜひチェックしてみてくださいね。