冷蔵庫を整理しただけで食費が5000円減。100円グッズを活用した収納術
冷蔵庫内を整理して見やすくすることで、食品ロスが減らせれば食費の節約にもつながる! プチプラグッズをつかった家事テクニックが話題のsamiaさんの冷蔵庫の収納を見せてもらいました。
プチプラ収納グッズ活用で食費がマイナス5000円に!
まるでオーダーメイドのように完成された雰囲気のsamiaさん宅の冷蔵庫。5年前に整理収納アドバイザーの勉強を始めたのを機に冷蔵庫の収納を見直し、快適で機能的な冷蔵庫へと進化を遂げました。
すると、料理へのモチベーションが上がった、汚れにくくなり掃除の回数が減った、食材を探す時間がなくなった…など、いいことずくめ。気がつくと食費も月5000円ほど減っていたのだそう。
「冷蔵庫の収納をとおして、わが家の適正な食材量がわかるようになったからかも。ムダも出なくなり、ストレスや罪悪感も消えました。空間が限られている冷蔵庫は、収納の工夫の効果が出やすいスポット。プチプラグッズの活用で劇的に使い勝手が向上しますよ」
食材は決まったものだけ!定位置を決める「野菜室」
プチプラグッズを使った野菜室の例を紹介します。
●使いかけ野菜はいちばん見える位置に
通気性にすぐれたSeriaの「仕切りボックス 浅型」は仕切りの位置を自由に変えられて、大きさが異なるものもフィット。
「野菜室を開くたび視界に入るので、使いきらなきゃと意識できます」
●鮮度保持袋で野菜を長もちさせる
野菜の劣化を抑える効果がある保存袋は100円ショップで購入。
「1週間たっても色ツヤ、歯ごたえが変わらず、おいしさをキープ。袋に密着させてしっかりしばるのがコツです」
●掃除しやすいボックスですっきり
底面にこびりつく野菜くずも、汚れが落ちやすい無印良品の「ポリプロピレンメイクボックス」に入れて解消。
「キャベツなどの大きめ野菜も出し入れしやすく、残量が一目瞭然」
●米びつをやめたら省スペースでぴったり収まる
場所をとる専用ケースをやめ、袋のまま入れるシンプルな収納に。
「残量が少なくなるとさらにコンパクトになり、スペースを有効に使えます。口を密封しておけば劣化も気になりません」
●ネギやキュウリは立てて収納
野菜は生えている形に近い姿勢で保存できるようSeriaの「新鮮野菜スタンド」を活用。
「とくにネギやキュウリは上向きに立てておくと週の終盤までイキイキ、色落ちもしにくいです」
記事内で紹介している商品は取材時点のものであり、すでに店舗にない場合があります
●samiaさんの冷蔵庫のポイント
・プチプラグッズで使いやすい&見やすい収納に
プチプラだから気軽に取り入れられて、自分好みにカスタマイズできます。使い勝手がよくなるにつれ、食材ロスゼロが実現できるように。
・週1回、冷蔵庫をリセットする
前回買ったものを使いきったら、買い物に行くのがルール。1週間で庫内がからになるので、軽く掃除をして気分も新たに再スタート。
・食材の定位置を決める
探さず・迷わず出し入れができ、あえて庫内のゆとりをつくりすぎないことで、ムダ買い防止効果も大。購入は使いきれる定番食材だけに。