ものを最後まで使いきるのは、エコにも節約にもなります。ここでは、美術エッセイストとして活躍する傍ら、高齢者向けの団地でひとり暮らしをする小笠原洋子さん(73歳)に、ものをムダなく使いきるワザを教えてもらいました。

使えるものはとことん使う!ケチカロジーのワザ6つ

「めったに買わない。買ったものはとことん使いきる!」をモットーにしている小笠原洋子さん。彼女流の「ケチカロジー」の代表的なワザをまとめてご紹介します。

【写真】食品パックも捨てる前にこうして活用

●1.気に入った箱を収納に

ビニール袋は便利で貴重な「資産」。サッと取り出せるよう、ひと手間かけておしゃれなあき箱にイン。「気に入った箱なので、長く使っています」

 

●2.食品パックは捨てる前に器やラップとして活用

「食品が入っていたパック類は洗ってとっておきます」ボウルの代わりにしたり、残り物の上にかぶせてホコリよけにしたり、ラップ代わりにもなりますよ」

●3.使わなくなった雑貨の一部をふきんかけに

木彫りが美しいマガジンラックの持ち手は、ひもでつるしてふきんかけに。「不要になっても、いいものは第二の人生を、と知恵を絞ります」

●4.食品についてくる調味料は使いきる

納豆のタレやソースは簡単には捨てません。「濃い味が苦手なので、残ったらお豆腐のあきパックに立てて保存し、使いきります」

●5.トイレットペーパーは部屋でもおしゃれに使用

トイレットペーパーは部屋でも活用。ただ、むき出しはイヤなのでちょっと工夫を。「箱に入れて、きれいな紙を貼って装飾しています」

 

●6.テープやシール類は再利用する

食材などについてくるテープやシールは、きれいにはがして保存しています。「ゴミを出すときに袋の口をとめるなど、二次利用しています」