新型コロナウイルスの栃木県内の発生状況を１１日までの１週間でまとめました。新規感染者数は前の週より７千人近くと大幅に増えています。

　１月５日から１１日までに県内では、発表日を基本として合わせて１万８千４１人の感染が確認されました。前の週（１万１２９８人）からは７千人ほど増えています。

　１１日時点で、新型コロナウイルスの患者で入院しているのは５１３人、このうち重症は１２人でした。

　県内でこの１週間に亡くなった人は７６人です。年末年始の期間を含んでいる影響もあり５日に３３人と一日当たりの発表数としては過去最多でした。（前週：５０人）

　クラスターは合わせて３７件（前週１７件）確認されています。このうち高齢者施設が２６件と最も多くなっています。（７０７～７４３例目）

　県独自の警戒度レベルは４段階中、上から３番目のレベル２・感染拡大初期としていますがこれを判断する４つの指標のうち病床使用率は、１１日時点で６９.３％とレベル３の高い水準になっています。重症病床使用率は２８.６％で１週間前（２１.７％）と比べて、上昇しています。