新型コロナウイルスの感染拡大第８波が続くなか、県内の多くの学校では２４日、冬休みを迎えます。このうち今年度で閉校する那須塩原市の小学校では２３日、最後の冬休みを前に全校集会が開かれました。

那須塩原市の関谷小学校です。児童たちが元気に登校しました。２４日から始まる冬休みを前に全校集会が開かれ、児童およそ１３０人が出席しました。

集会は新型コロナウイルス感染防止対策としてオンラインで体育館と教室を結ぶリモート形式で行われました。山本幸子校長が今年１年の行事の写真を児童に見せながら思い出を振り返りました。

この地域では生徒や児童が減少していることから来年４月に関谷小学校など４つの小中学校が統合して義務教育学校の箒根学園となります。箒根学園は関谷小学校の校舎や敷地などを使いますが、関谷小学校は来年３月３１日に１４９年の歴史に幕を閉じます。

山本幸子校長の挨拶の後、代表の児童３人がこれまでの勉強や運動の成果を発表したほか冬休みの抱負を語りました。

学校は来年１月１０日から始まり閉校までの３カ月間、この学び舎で想いを紡いでいきます。