新型コロナウイルスについて栃木県は20日、新たに13人の死亡と3,300人の感染を発表しました。

感染が確認されたのは、医療機関の診断が3,034人、検査キットを使った自主検査で陽性が確認されフォローアップセンターに登録された266人の合わせて3,300人です。

病床使用率は19日の時点で64.2%で依然として警戒度レベル3の高い数値になっています。

県内の感染者は累計で、32万9,614人になりました。

また、県は新型コロナウイルスに感染した50代以上の男女13人の死亡を発表しました。県内の死者は累計で686人になりました。

クラスターの情報です。真岡市の高齢者施設で入所者と職員合わせて25人が感染するなど県内の8つの高齢者施設で確認されています。

※641~648例目

そのほか、県保健環境センターなどが新型コロナウイルスに感染した人の検体をゲノム解析した結果「XBB」と呼ばれるオミクロン株の新たな変異ウイルスが県内で初めて確認されたということです。現時点でこの変異ウイルスの重症度などは分かっていませんが、県はこれまでと変わらず、手の消毒といった感染予防対策を徹底するよう呼びかけています。