盲導犬の育成支援を長きにわたって行った栃木県内の企業に19日、東日本盲導犬協会から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは県内を中心にホームセンターなどを展開するカンセキです。

カンセキは、2004年からホームセンター・カンセキの店舗に募金箱を設置し、寄付を募ってきました。また、2016年からはとちぎテレビが主催するペットイベント「ワンダフルとちぎ」に出展した際の売上金を寄付しています。さらに、コロナ禍の2020年11月からはカンセキ全店舗で販売している対象商品の売り上げの一部を寄付しています。

東日本盲導犬協会によりますと盲導犬の育成には一頭あたり500万円ほどかかるものの実際に盲導犬になれる犬は全体の2、3割だということです。また、現在盲導犬が行き届いていない人が全国に3千人ほどいるということで育成体制の強化が喫緊の課題になっています。