22日の冬至を前に、那須町の那須どうぶつ王国の冬の名物「カピバラ温泉」に栃木県・茂木町産のゆずがたくさん入り、カピバラはご満悦の様子でした。

温暖の南米・アマゾンに生息するカピバラは温泉が大好き。「打たせ湯」もお気に入りで気持ちよさそうです。20日の那須高原の最低気温はマイナス4.7℃。動物園には今月6日から雪が積もっていますが、冬景色の中カピバラとゆず湯の暖かな雰囲気に観光客も笑顔でした。

コロナにほんろうされた2022年が間もなく暮れようとしていますが、那須どうぶつ王国によりますと、夏の第7波の時期に大きく減った観光客は、秋以降に旅行支援の効果でにぎわいを取り戻し、コロナ禍前と同じ程度の水準に回復しました。

今年7月にお目見えした今年のえと、アムールトラも冬を迎えてますます元気に観光客を迎え入れています。

那須どうぶつ王国総支配人の鈴木和也さんは「今年はいい年だった。確かにコロナで大変だったが、3年間できなかったことでも来年に夢を持てるようになってきた」と今年を振り返りました。