宇都宮市では中心市街地の移動をさらに便利にするために、1月から電動キックボードのシェアリングサービスの実証実験が始まります。

実証実験を前に18日、取締りにあたる警察官が事業について知識を深めるための研修会が開かれました。

1月10日から始まる実証実験を前に宇都宮市の栃木県自動車学校で行われた電動キックボードの研修会。県内の19の警察署や県警察本部・交通部の警察官などおよそ50人が参加しました。

研修会では、シェアリング事業の概要や実際に使用される電動キックボードについて事業を手掛ける会社の社員から説明がありました。

宇都宮市では電動キックボードを利用する際の安全対策として、独自のルールを定めています。ヘルメットの着用や交通ルールの順守などに加え、オリオン通りや宇都宮城址公園などの一部エリアでは車両から降りて手押しでの移動が必要です。

説明を受けた警察官は電動キックボードに試乗し、走行時の注意点などを確認していました。

シェアリングサービスの電動キックボードは小型特殊車両に分類されるため、利用には、小型特殊自動車の乗車資格がある普通自動車や自動二輪などの免許が必要だということです。