12月22日は二十四節気の一つで、1年で最も日が短い冬至です。

日光市の温泉で冬至に合わせて行っている「ゆず風呂」を前に18日、市内のゆず畑で温泉に浮かべる「ゆず」の収穫が行われましました。

「ゆず風呂」は日光市の東照温泉で冬至に合わせて行われる毎年恒例のイベントです。

使用される「ゆず」は、日光市針貝のゆず畑で地元の農家が育てたもので、10年以上前から提供しています。およそ2千平方メートルのゆず畑で温泉の関係者や地域のボランティアが参加し、樹齢40年の木々に実った約3千個のゆずを次々に収穫しました。

ことしは例年と比べると天候の影響などで実った数は少ないものの、香りの良いゆずに育ったということです。

収穫されたゆずは、12月22日と23日の二日間、東照温泉で行われる「伝統のゆず風呂」で楽しめます。