全長5m超え!ド迫力のホンダ新型「最高級SUV」がついに登場! ホンダ史上最強SUV新型「パイロット」米で生産開始
ホンダ史上最強SUV新型「パイロット」生産開始!
2022年12月16日、ホンダの北米法人は新型「パイロット」の生産を開始したと発表しました。
新型パイロットは、ホンダのSUV史上でもっとも大きくパワフルであるといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。
パイロットは、かつて日本でも販売されていた同社のSUVである「MDX」の兄弟車で、3列シートを持つ大型SUV。今回生産が開始された新型パイロットは、4代目となるモデルです。
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エクステリアでは、大きな六角形のフロントグリルやスキッドプレート風のバンパー下部がタフ感を演出、水平の力強いベルトラインがボディサイドにあしらわれ力強い印象を与えます。
インテリアでは、水平基調のダッシュボードが高級感を表現、従来モデルよりも2・3列目のレッグスペースが拡大され、クラス最高の乗車空間を誇ります。
ボディサイズは全長5085mm×全幅1994mm×全高1829mmと、日本で販売されているクルマでいうとレクサス「LX」ほどの大柄なサイズです。
パワートレインには、最大出力285馬力・最大トルク262lb ftを発揮する3.5リッターV型6気筒エンジンを採用し、10速オートマチックが組み合わされます。駆動方式はFFに加え4WDが用意されています。
グレード展開は、エントリーグレードの「スポーツ」や最上級グレードとなる「エリート」など4種類のほかに、最低地上高を高めるなど、悪路走破性を高めた「トレイルスポーツ」が用意され、計5種類が展開されます。
価格は、「スポーツ」が3万9150ドル(約537万円)から、「エリート」が5万2030ドル(約714万円)からとなり、最上級グレードの価格は、ホンダ「パスポート」よりも高額で、パイロットは北米市場におけるホンダのSUVラインナップのなかで最上級モデルと言えます。
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ホンダの北米法人は、新型「パイロット」の生産にあたって、新しいプロセスや、設備を導入したり、従業員を増員するなど工場の機能を強化したとしています。
生産が開始されたアラバマ自動車工場は新型パイロットを製造する唯一の拠点となります。
生産開始について、アラバマ自動車工場の工場長「Lamar Whitaker」氏は次のようにコメントしています。
「新型パイロットは、アラバマ工場の従業員一人ひとりの強い意志が必要な素晴らしい製品であり、私たちのチームが数々の困難を乗り越えて、お客様に新しい価値を提供できたことを誇りに思います」