ものづくり県とちぎの未来を担う若者がその技術を競う「技能五輪」など3つの全国大会で優秀な成績を収めた選手たちが16日、福田富一知事に大会の結果を報告しました。

報告会に参加したのは今年度行われた技能五輪全国大会と全国アビリンピック、若年者ものづくり競技大会の栃木県代表の選手たちです。

技能五輪では金賞1人を含む14人が入賞し栃木県選手団は上から3番目の特別賞を受賞しました。

アビリンピックでは3人が銀賞、若年者ものづくり競技大会では1人が銀賞となるなど輝かしい成績を収めました。

このうち技能五輪の左官に出場した那須塩原市の阿久津左官店の遅澤雅さんは、この職種では栃木県勢初の女性の金賞となりました。

報告を受けた福田知事は「大舞台で臆することなく練習の成果を存分に発揮されたことに敬意を表します」と選手たちの活躍をねぎらいました。