矢板市の観光複合施設と宇都宮市の専門学校が15日、学生の支援や地域活性化に向けて連携する協定を結びました。

協定を結んだのは矢板市安沢にある観光複合施設「58ロハスクラブ」を運営するグリーンヘリテージと、宇都宮市二荒町の学校法人のTBC学院国際ペット総合専門学校です。

きっかけになったのはTBC学院がこのほど、58ロハスクラブの土地を購入して建設した犬舎です。

トリマーや飼育員などを目指す学生向けに、イヌを使った実習を行う施設で、犬舎ではトリマー向けのプードルなど約100頭を飼育します。

施設が稼働する来春以降、学校関係者の往来が増すことから、協定では58ロハスクラブで定期的に開かれているマルシェへ、学校がペット愛好家向けのブースを出展することや、施設の利用者向けにイヌのしつけ方講座を開くことなどが盛り込まれています。

一方学校では、ペット愛好家が集まるイベントへの参加は学生にとっても貴重な社会体験になるとして、連携に期待を寄せています。