新型コロナウイルスの栃木県内の発生状況を14日までの1週間でまとめました。

病床使用率が13日、過去最大値を更新し、医療現場への負担は厳しさを増しています。

12月8日から14日までに県内では、発表日を基本として合わせて1万6,767人の感染が確認されました。

前の週(1万4,259人)から2,500人ほど増えていて、感染拡大の第8波による新規感染者数は高止まりの傾向が続いています。

14日時点で、新型コロナウイルス患者の入院は442人、このうち重症は10人で、いずれも先週より増えています。

県内でこの1週間に亡くなった人は31人です。

(先週:23人)

クラスターは合わせて34件(前週30件)確認されています。

(586~619例目)

県独自の警戒度レベルは、4段階中、上から3番目のレベル2・感染拡大初期としていてこれを判断する4つの指標のうち病床使用率は、14日時点で65.9%と13日の過去最高値に続く高い水準になっています。

重症病床使用率は、21.7%で1週間前(13.0%)と比べて、上昇しています。