2019年6月の釈放時に謝罪した田口淳之介

　11月21日、「FRIDAYデジタル」は、元KAT-TUNの田口淳之介（36）が、15年にわたって交際してきた小嶺麗奈（42）との同棲を解消した、と報じている。

　2019年5月、大麻取締役違反の疑いで厚労省麻薬取締部に小嶺とともに現行犯逮捕され、東京地検に大麻取締法違反（所持）で起訴された田口。

　2019年7月11日に開かれた初公判では「交際を続けられるなら結婚したい」と小嶺に公開プロポーズをおこない、判決後も交際を続けていた。

「小嶺さんの交友関係には “黒い噂” が絶えませんでした。逮捕時の本誌取材でも、六本木ルートといわれる筋から大麻を購入し、女性モデルと一緒に使用していたことがわかっています。

　裁判でも、小嶺さんから大麻の存在を耳にしたのをきっかけに、田口さんが使用するようになったと明かしていました。逮捕現場も2人が同棲していた自宅兼事務所でしたから、交際自体が “温床” だったと言っても過言ではありません」（芸能記者）

　ただ、田口は、2019年6月7日の釈放時には “強い意思” を見せていた。印象的だったのは謝罪姿だ。

　湾岸署の正面玄関にスーツ姿で現われた田口は、「ファンのみなさま、関係者のみなさまに多大なるご迷惑をかけてしまいました。金輪際、大麻などの違法薬物、そして、犯罪に手を染めないことをここに誓います」といった謝罪の言葉を述べた。

　そして、直後に両手、両膝と額を地面につけて、土下座した。その時間はおよそ20秒間。周囲の報道陣が一瞬、ざわついた。

「演技っぽくて嘘くさいな」

　車に乗って田口が立ち去ると、現場からはこんな失笑の声も聞こえてきた。

　ニュース番組でも放映されたこのシーンは大きな話題になり、Twitter上でも、

《昔から田口の空気読めない感苦手だったけど、土下座はわりと引く。土下座すればいいってもんじゃないような》

《これは演出しすぎ》

《こんな所で土下座するくらいなら、なんでみんなに反対された時に、引き返せなかったんだよ…》

　といった非難の声があふれたのだ。

　ただ、2年半経ち、“悪い関係” を断ち切った田口は、現在、プロ雀士としての活動も始めている。いまのところは、見せた覚悟のとおり、失笑を跳ね返して暮らしているようだ。

「いまの田口さんを見ていると、田中聖（たなか・こうき）さんと好対照ですよね。

　2013年9月にジャニーズ事務所から専属契約を解除され、KAT-TUNを脱退した田中さんは、2022年2月、覚醒剤取締法違反（使用・所持）などで逮捕され、執行猶予つきの有罪判決を受けました。

　さらに判決を受けた直後の6月にも覚醒剤取締法違反（所持）で現行犯逮捕され、各所から落胆の声が相次いだんです」（前出・芸能記者）

　現在、公判中の田中だが、2021年12月31日に本誌は荒んだ生活を目撃していた。

　ドレッドヘアをなびかせ、千葉県内のラブホテルから出てきた田中は、フロントでもたつく女性には見向きもせず、そそくさとその場を去ってしまう。遅れて出てきた女性は一瞬彼を探し、遠くに離れた彼の背中を駆け足で追いかけていった。

　女性の友人いわく、「ホテル代は彼女が払い、そのうえ、彼と会うたびにお金を渡しているんです。30万円渡したこともあると聞きました」と言うのだが……。

　後日、田中と一緒にホテルから出てきた女性を直撃すると、田中にお金を渡していることについて、「そうですね。すみません、これ以上はちょっと……」と話すのだった。

　当時、田中側は本誌に「現状誰かに金銭を要求している事実はございません」と回答していたが、記者には女性への依存が強く感じられた。過去の “依存関係” を断ち切った田口と、くっきり明暗が分かれてしまった。