先頭まで行って合流しないと台無し!

横浜町田IC下り線の合流がかなり特異な形状に

 NEXCO中日本は2022年11月14日(月)、東名高速の横浜町田IC下り線について、本線と合流する加速車線を延伸し、19日(土)6時から運用を開始すると発表しました。


車が集中している箇所が横浜町田IC下り線の合流部。2車線のランプが合流している(画像:Google)。

 同IC下り線は交通量が多く、料金所から本線までのランプが2車線になっていますが、このうち“加速車線の外側”のみを延伸させます。さらに、カラー舗装で2車線ランプを“分離型”とすることで、車線ごとの合流位置をずらします。

 ランプの内側車線から本線へ合流する位置は従来通りとし、外側車線からの合流位置を500m先まで延長させます。これにより、2車線から本線へ同一箇所で合流しようとして交通の乱れが生じるのを防ぎ、「それぞれの車線でスムーズな加速が可能となり、合流部での渋滞の緩和が期待されます」ということです。

 横浜町田ICは、横浜方面からくる保土ヶ谷バイパス(国道16号)が接続しており交通量が極めて多いほか、横浜町田IC〜海老名JCT間は、1日あたり交通量が約14万台に達しています。2021年7月には上下線の渋滞ポイントである大和トンネル前後で付加車線の運用が始まりましたが、それを延長させる工事も進んでいます。