名古屋の「まるはち」ではない新ロゴマーク 交通局が使用開始 100周年で制服も一新
名古屋市章はやっぱり「まるはち」です。
名古屋市交通局が新ロゴマーク
名古屋市交通局が2022年11月12日(土)より、新たに制定したロゴマークの使用を開始しました。また12月1日からは、28年ぶりに制服も一新。いずれも市営交通100周年記念の一環です。
名古屋市営バス。前面には市章と同じ「まるはち」マークが付けられている(乗りものニュース編集部撮影)。
新ロゴはシンボルマークとオリジナルフォントのロゴタイプで構成されます。マークは交通の「交」の字をデフォルメしたもので、下段の人の形で人(職員)が支える交通システムを、上段の人の形で活動する人と、人のつながりによる街を示しているといいます。色(青色)は、信頼・誠実・安定感を象徴するということです。
今回は市営交通100周年を契機に、これからの100年に向けた取り組む姿勢と思いを込めて新ロゴを作成。デザインは名古屋市立大学大学院芸術工学研究科の森 旬子教授が手がけました。教授は交通局の運行を支える車庫などを見学のうえで2案を作成、局の全職員による投票で決定したそうです。
この新ロゴは、交通局が提供するサービス・商品、発信する情報などに表示するといいます。
ちなみに、従来の交通局のシンボルマークは、名古屋市章と同じ「まるはち」マークで、市バスの車体などにも使われています。これは、尾張徳川家が合印として使用した「〇に八の字」印に由来し、1907(明治40)年に市章として決議されたものです。