静岡鉄道「高齢化の進展で」停車時間を延長へ 各駅で最大10秒長く 12月ダイヤ変更
深夜帯は15分間隔へ増発となります。
乗降時間に余裕を持たせたダイヤへ
静岡鉄道のA3000形電車(2016年5月、恵 知仁撮影)。
静岡鉄道は2022年11月10日(木)、ダイヤ変更を12月初頭に実施すると発表。その中で、各駅の停車時間を見直すとしています。
各駅の停車時間は、現行の15秒から、20〜25秒へ延長となります。それにともない、新静岡〜新清水の全線所要時間は、およそ2分長くなります。
発表では停車時間の見直しについて「高齢化社会の進展に伴い」と説明。静岡鉄道によると、乗降時に発生する遅延が常態化していたため、ダイヤに余裕を持たせたとしています。
ダイヤ変更ではこれをうけて朝ラッシュを中心に時刻変更が行われます。また21時半以降の深夜帯では、コロナ禍で20分間隔となっていたのを15分間隔へ戻します。変更日は12月1日(木)です。