全員が現役大学院生!作品展『序曲』【Art Gallery M84】
Art Gallery M84は、2022年12月12日(月)よりジャンル(陶芸、日本画、グラフィック、写真)や表現方法において独自の追求を続ける国際的アーティスト達、 M84初の現役大学院生による作品展『序曲』を開催する。
今回の作品展は、Art Gallery M84の第 122回目の展示として実施するグループ展。作品展『序曲』は、大阪芸術大学の院生を中心に、女子美術大学の院生も加わり、中国、台湾、日本など、国籍は違うが全員が大学院生で芸術を追求することで繋がった作家達6名による作品展だ。
■今回の展示にあたり
序曲とは音楽用語としてよく使われているが、物事の始まり、過去から未来へと繋ぐ新しい始まりの意味もある。シェイクスピアが世に残した名言の中に「過ぎ去りしことは序幕だ」がある。過ぎ去りしことは、これから始まる大事なことのための舞台づくりに過ぎない。始まりがよければ、半分以上成功を収めたようなものだともいう。
お芝居は人生とよく似ている。序はお芝居の基であり、劇の方向性、内容の質の高さを決定し、観衆の注目度を左右する。人生の序曲は人生の基礎であり、進路の羅針盤となって、人生の方向性を定める。気がつけば、いつの間にか、僕らは無邪気な遊びを抑え、静けさの中に耳を傾け、時間の流れる音が聞こえてくる。青臭い純真な歳月、空から降り注ぐ空気のように、掌に引き止めようとしても、指先の隙間からすり抜けて行く。やがて頭の記憶の回廊に入り込み、忘れがたいこれまでの月日、起伏が激しい歌のように自らの人生を作曲する。
本展は、大学院生有志6名が、卒業制作の合間を縫って、半年の準備期間を経て実現する。来年卒業を控えた我々は、これからそれぞれが決めた人生を突き進むことになる。どんな時も、未来に向かって、この銀座展が我々の「人生の序曲」として、寄り添ってくれることを心から願う。
出展作家 尤 嘉楽(ユウ・カラク)
【出展作家】6名(敬称略・順不動)
高垣 皓生(タカガキ・コウセイ) 、江 奕萱 (コウ・イセン)、劉 蘊潔 (リュウ・ウンケツ)、畢 敏 (ヒツ・ビン)、李 皓(リ・コウ)、尤 嘉楽(ユウ・カラク)
【高垣 皓生(タカガキ・コウセイ)氏略歴&展示作品について】
1996年 奈良県 橿原市出身
2020年 沖縄県立 芸術大学 卒業
2021年12月 和空間での作品展 2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2021年12月 第1回枚方市展「工芸部門入選」総合文化芸術センター(枚方・新町)
2021年12月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)
現在 : 大阪芸術大学 大学院 二年生 (在学中)
展示 : 陶芸作品 約7〜8点
コンセプト : シンプルで美しく食卓においては料理の引き立て役となるデザインと、利便性を両立させた平皿
代表作品のタイトル : 平皿の白磁
【江 奕萱(コウ・イセン)氏略歴&展示作品について】
1996年 台湾 新竹市 出身
2019年06月 台湾国立清華大学 アートとデザイン学科 卒業
2021年04月 大阪芸術大学 大学院 芸術研究科博士課程前期 工芸(陶芸) 入学
2021年11月 大阪芸術大学 大学院 工芸学科グループ展「深」芸大キャンパス(南河内・東山)
2021年12月 和空間での作品展 2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2022年04月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)
2022年07月 大阪芸術大学 グループ展「工芸学科学生作品展」芸大キャンパス(南河内・東山)
現在:大阪芸術大学 大学院 芸術研究科博士課程前期 二年生(在学中)
展示:陶芸作品 約10点
コンセプト : 女性が有する繊細な雰囲気や柔らかさ、強さを表現することを目的に、身体のパーツと花のイメージを組み合わせた造形を用いて、心の中で抑えてきた感情など、花が開花する造形と掛け合わせて表現し、社会の衝突や摩擦、隠された自らの考えを主張するというメッセージを込める。
焼成による陶とガラスの融合を通じて透明感や溶けた際の流動性と陶を組み合わせ、心の内面性、欲望、溢れた感情や思想によりもたらされた意識を、水が流れている様相をオブジェとして具象化した。
代表作品のタイトル : 咲くシリーズ.2022
【劉 蘊潔(リュウ・ウンケツ)氏略歴&展示作品について】
1997年 中国 江蘇省出身
2021年09月「女子力展」デザインフェスタギャラリー原宿(東京・原宿)
2022年02月 五人展「五里霧中 Foggy Season」GoNNa Gallery(東京・高田馬場)
2022年03月 女子美術大学「加藤成之記念賞」受賞(総代)
2022年09月 第57回「神奈川県美術展」神奈川県民ホールギャラリー(横浜・中区)
2022年10月 第57回「神奈川県美術展 厚木巡回展」厚木市文化会館(厚木・恩名)
現在 : 女子美術大学 大学院 一年生(在学中)
展示 : 陶芸作品 約8〜10点
コンセプト : 自然の中で儚いものを捉え、瞬間的な美しさを残して、花の咲き方から自分の精神や思想などの内面を磁土でオブジェにしました。静かで繊細な作品で安らぎの気分を伝えます。この作品は極みの薄さと脆さで咲く花の美しさを表現しています。
代表作品のタイトル : 純シリーズ vol.1
【畢 敏(ヒツ・ビン)氏略歴&展示作品について】
中国 貴州省出身
2019年07月 中国 貴州師範大学 絵画芸術学部 油絵学科 卒業
2021年12月 和空間での作品展2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2022年03月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「9人展」Galleryセン棣(京都・上京区)
2022年04月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)
現在: 大阪芸術大学 大学院 芸術制作絵画日本画専攻領域 修士課程 二年生(在学中)
展示:日本画作品 約4点
コンセプト : 生まれ育った近くにいるミャオ族。ミャオ族の服装は“身につける史書”と誉められて、自分の目の中の世界を、色彩、想像を加えて、奇妙で幻想的な神話を創造する。服の紋様は彼らの言語で、文字である。ミャオ族の楽観的な生活態度が隠されており、千百年の生命の知恵もある。美しい飾りだけでなく、神話、信仰、歴史も隠されている。ミャオ族の服飾の紋様を画面に拡大し、より直感的に表現する紋様を重点的に描き、紋様からその歴史を知り、民族衣装や伝統的な紋様の特徴など素材感を生かせる日本画で描く。
代表作品のタイトル : 貴州省の民族衣装を着た立ち姿
【李 皓(リ・コウ)氏略歴&展示作品について】
中国 山西省出身
2015年10月 中国 大学生美術作品年鑑 優秀賞受賞
2018年06月 中国 大連外国語大学 国際芸術学部 視覚伝達デザイン学科 卒業
2020年11月 和空間での作品展2020「紐帯」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2021年12月 和空間での作品展2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2022年02月「大阪芸術大学 大学院 修了制作展」スカイキャンパス(大阪・阿倍野筋)
2022年04月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)
2022年09月 大阪芸術大学 大学院 芸術制作専攻デザイン領域 修士課程修了
展示:グラフィック作品 4点
コンセプト : 色は自然の現象だけでなく、文化と社会の現実を表す。地球上の生物に青いものは極めて少ない。人間にとって、空や海の色として日常的に目にしながら、手にすることが困難な色。青色を知覚することは生命の維持に関わる空気や水の存在を確認すること。色の本質は電磁波として脳や心へ働く。人間は色を感じるだけでなく、色を意図的に見て行動に利用している。このような感性的な心の変化にカタチを与える具現化がデザインの役割。蛇腹折りの本を製作。本の表面にはグラデーションの多層構造と有機的な図案の切り絵で奥行き感を表した。裏面には「青色とは何物」「青色の生理機能」「青色の認知過程」「青色と形の関係」「青色と感性イメージ」「青色の歴史変遷」という6つの方面で青色を分析し、ビジュアル表現で青色の本質を解明した。青色の知覚――リラックスという「再び (re ) 緩める (laxare )」感覚を表したいと思う。
代表作品のタイトル : 青界
【尤 嘉楽(ユウ・カラク)氏略歴&展示作品について】
1996年 中国 江蘇省出身
2021年11月「じないまちフォトフォロジェクト2021 」旧杉山家住宅 (大阪・富田林市)
2021年12月 和空間での作品展 2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2021年12月 第1回枚方市展「写真部門奨励賞受賞」総合文化芸術センター(枚方・新町)
2022年04月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)
2022年02月 第40回奈良市展「なら」奈良市美術館(奈良・新大宮)
2022年08月 企画展「QAF Group Exhibition」Pop up gallery(London,UK)
現在 : 大阪芸術大学 大学院 二年生(在学中)
展示 : 写真作品 約20点
コンセプト : 日本は中国とは違った文化。ちょっとズレて面白いところがある。同じような、異なるような。似て非なる写真の中には日中両国の一衣帯水の文化的体現を含んでいることがわかった。視角が変わることによって、特有の考え方のような次元の壁を打ち破ることができ、文化の融合と変遷を感じてくる。一枚一枚の写真を並べて比較するからこそ、似て非なるところを発見した序曲である。
代表作品のタイトル : 異景同天
Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指している。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催していく。
【作品展概要】
名 称 : 作品展『序曲』
作 品 数 : 約30点
販 売 : 展示作品は、全て購入可能
主 催 : Art Gallery M84
期 間 : 2022年12月12日(月) 〜 24日(土) 休館日を除く
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30〜18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料
URL : http://artgallery-m84.com/?p=10287
■作品展『序曲』
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今回の作品展は、Art Gallery M84の第 122回目の展示として実施するグループ展。作品展『序曲』は、大阪芸術大学の院生を中心に、女子美術大学の院生も加わり、中国、台湾、日本など、国籍は違うが全員が大学院生で芸術を追求することで繋がった作家達6名による作品展だ。
序曲とは音楽用語としてよく使われているが、物事の始まり、過去から未来へと繋ぐ新しい始まりの意味もある。シェイクスピアが世に残した名言の中に「過ぎ去りしことは序幕だ」がある。過ぎ去りしことは、これから始まる大事なことのための舞台づくりに過ぎない。始まりがよければ、半分以上成功を収めたようなものだともいう。
お芝居は人生とよく似ている。序はお芝居の基であり、劇の方向性、内容の質の高さを決定し、観衆の注目度を左右する。人生の序曲は人生の基礎であり、進路の羅針盤となって、人生の方向性を定める。気がつけば、いつの間にか、僕らは無邪気な遊びを抑え、静けさの中に耳を傾け、時間の流れる音が聞こえてくる。青臭い純真な歳月、空から降り注ぐ空気のように、掌に引き止めようとしても、指先の隙間からすり抜けて行く。やがて頭の記憶の回廊に入り込み、忘れがたいこれまでの月日、起伏が激しい歌のように自らの人生を作曲する。
本展は、大学院生有志6名が、卒業制作の合間を縫って、半年の準備期間を経て実現する。来年卒業を控えた我々は、これからそれぞれが決めた人生を突き進むことになる。どんな時も、未来に向かって、この銀座展が我々の「人生の序曲」として、寄り添ってくれることを心から願う。
出展作家 尤 嘉楽(ユウ・カラク)
【出展作家】6名(敬称略・順不動)
高垣 皓生(タカガキ・コウセイ) 、江 奕萱 (コウ・イセン)、劉 蘊潔 (リュウ・ウンケツ)、畢 敏 (ヒツ・ビン)、李 皓(リ・コウ)、尤 嘉楽(ユウ・カラク)
【高垣 皓生(タカガキ・コウセイ)氏略歴&展示作品について】
1996年 奈良県 橿原市出身
2020年 沖縄県立 芸術大学 卒業
2021年12月 和空間での作品展 2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2021年12月 第1回枚方市展「工芸部門入選」総合文化芸術センター(枚方・新町)
2021年12月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)
現在 : 大阪芸術大学 大学院 二年生 (在学中)
展示 : 陶芸作品 約7〜8点
コンセプト : シンプルで美しく食卓においては料理の引き立て役となるデザインと、利便性を両立させた平皿
代表作品のタイトル : 平皿の白磁
【江 奕萱(コウ・イセン)氏略歴&展示作品について】
1996年 台湾 新竹市 出身
2019年06月 台湾国立清華大学 アートとデザイン学科 卒業
2021年04月 大阪芸術大学 大学院 芸術研究科博士課程前期 工芸(陶芸) 入学
2021年11月 大阪芸術大学 大学院 工芸学科グループ展「深」芸大キャンパス(南河内・東山)
2021年12月 和空間での作品展 2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2022年04月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)
2022年07月 大阪芸術大学 グループ展「工芸学科学生作品展」芸大キャンパス(南河内・東山)
現在:大阪芸術大学 大学院 芸術研究科博士課程前期 二年生(在学中)
展示:陶芸作品 約10点
コンセプト : 女性が有する繊細な雰囲気や柔らかさ、強さを表現することを目的に、身体のパーツと花のイメージを組み合わせた造形を用いて、心の中で抑えてきた感情など、花が開花する造形と掛け合わせて表現し、社会の衝突や摩擦、隠された自らの考えを主張するというメッセージを込める。
焼成による陶とガラスの融合を通じて透明感や溶けた際の流動性と陶を組み合わせ、心の内面性、欲望、溢れた感情や思想によりもたらされた意識を、水が流れている様相をオブジェとして具象化した。
代表作品のタイトル : 咲くシリーズ.2022
【劉 蘊潔(リュウ・ウンケツ)氏略歴&展示作品について】
1997年 中国 江蘇省出身
2021年09月「女子力展」デザインフェスタギャラリー原宿(東京・原宿)
2022年02月 五人展「五里霧中 Foggy Season」GoNNa Gallery(東京・高田馬場)
2022年03月 女子美術大学「加藤成之記念賞」受賞(総代)
2022年09月 第57回「神奈川県美術展」神奈川県民ホールギャラリー(横浜・中区)
2022年10月 第57回「神奈川県美術展 厚木巡回展」厚木市文化会館(厚木・恩名)
現在 : 女子美術大学 大学院 一年生(在学中)
展示 : 陶芸作品 約8〜10点
コンセプト : 自然の中で儚いものを捉え、瞬間的な美しさを残して、花の咲き方から自分の精神や思想などの内面を磁土でオブジェにしました。静かで繊細な作品で安らぎの気分を伝えます。この作品は極みの薄さと脆さで咲く花の美しさを表現しています。
代表作品のタイトル : 純シリーズ vol.1
【畢 敏(ヒツ・ビン)氏略歴&展示作品について】
中国 貴州省出身
2019年07月 中国 貴州師範大学 絵画芸術学部 油絵学科 卒業
2021年12月 和空間での作品展2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2022年03月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「9人展」Galleryセン棣(京都・上京区)
2022年04月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)
現在: 大阪芸術大学 大学院 芸術制作絵画日本画専攻領域 修士課程 二年生(在学中)
展示:日本画作品 約4点
コンセプト : 生まれ育った近くにいるミャオ族。ミャオ族の服装は“身につける史書”と誉められて、自分の目の中の世界を、色彩、想像を加えて、奇妙で幻想的な神話を創造する。服の紋様は彼らの言語で、文字である。ミャオ族の楽観的な生活態度が隠されており、千百年の生命の知恵もある。美しい飾りだけでなく、神話、信仰、歴史も隠されている。ミャオ族の服飾の紋様を画面に拡大し、より直感的に表現する紋様を重点的に描き、紋様からその歴史を知り、民族衣装や伝統的な紋様の特徴など素材感を生かせる日本画で描く。
代表作品のタイトル : 貴州省の民族衣装を着た立ち姿
【李 皓(リ・コウ)氏略歴&展示作品について】
中国 山西省出身
2015年10月 中国 大学生美術作品年鑑 優秀賞受賞
2018年06月 中国 大連外国語大学 国際芸術学部 視覚伝達デザイン学科 卒業
2020年11月 和空間での作品展2020「紐帯」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2021年12月 和空間での作品展2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2022年02月「大阪芸術大学 大学院 修了制作展」スカイキャンパス(大阪・阿倍野筋)
2022年04月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)
2022年09月 大阪芸術大学 大学院 芸術制作専攻デザイン領域 修士課程修了
展示:グラフィック作品 4点
コンセプト : 色は自然の現象だけでなく、文化と社会の現実を表す。地球上の生物に青いものは極めて少ない。人間にとって、空や海の色として日常的に目にしながら、手にすることが困難な色。青色を知覚することは生命の維持に関わる空気や水の存在を確認すること。色の本質は電磁波として脳や心へ働く。人間は色を感じるだけでなく、色を意図的に見て行動に利用している。このような感性的な心の変化にカタチを与える具現化がデザインの役割。蛇腹折りの本を製作。本の表面にはグラデーションの多層構造と有機的な図案の切り絵で奥行き感を表した。裏面には「青色とは何物」「青色の生理機能」「青色の認知過程」「青色と形の関係」「青色と感性イメージ」「青色の歴史変遷」という6つの方面で青色を分析し、ビジュアル表現で青色の本質を解明した。青色の知覚――リラックスという「再び (re ) 緩める (laxare )」感覚を表したいと思う。
代表作品のタイトル : 青界
【尤 嘉楽(ユウ・カラク)氏略歴&展示作品について】
1996年 中国 江蘇省出身
2021年11月「じないまちフォトフォロジェクト2021 」旧杉山家住宅 (大阪・富田林市)
2021年12月 和空間での作品展 2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2021年12月 第1回枚方市展「写真部門奨励賞受賞」総合文化芸術センター(枚方・新町)
2022年04月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)
2022年02月 第40回奈良市展「なら」奈良市美術館(奈良・新大宮)
2022年08月 企画展「QAF Group Exhibition」Pop up gallery(London,UK)
現在 : 大阪芸術大学 大学院 二年生(在学中)
展示 : 写真作品 約20点
コンセプト : 日本は中国とは違った文化。ちょっとズレて面白いところがある。同じような、異なるような。似て非なる写真の中には日中両国の一衣帯水の文化的体現を含んでいることがわかった。視角が変わることによって、特有の考え方のような次元の壁を打ち破ることができ、文化の融合と変遷を感じてくる。一枚一枚の写真を並べて比較するからこそ、似て非なるところを発見した序曲である。
代表作品のタイトル : 異景同天
Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指している。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催していく。
【作品展概要】
名 称 : 作品展『序曲』
作 品 数 : 約30点
販 売 : 展示作品は、全て購入可能
主 催 : Art Gallery M84
期 間 : 2022年12月12日(月) 〜 24日(土) 休館日を除く
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30〜18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料
URL : http://artgallery-m84.com/?p=10287
■作品展『序曲』
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