乃木坂46筒井あやめ、お父さんとの仲良しエピソード明かす「毎日〇〇しています」

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金曜深夜0時52分からは、ドラマ「真相は耳の中」がスタート!
昨年 7 月期に放送し好評を博した「お耳に合いましたら。」に続き、Spotify のポッドキャストと連動したオリジナルドラマ第二弾。本作は、"捜査能力ゼロ"の崖っぷち刑事が推理オタクの娘のポッドキャストをきっかけに事件を解決するコメディミステリーだ。

署で検挙率最低の崖っぷち刑事・今井譲治は、上司から次の事件で犯人を検挙できないと事務方に異動になることを告げられる。そんな窮地の中、殺人事件が発生。今度こそ犯人を検挙しなくてはと意気込む譲治だったが、刑事の勘はことごとく外れ、諦めモードの譲治に後輩刑事・金持が聴かせたのは、推理オタクの譲治の娘・芽依が趣味で配信するミステリーポッドキャスト「真相は耳の中」だった...。
崖っぷち刑事・譲治を演じるのは、海外でも広く活躍する伊原剛志。芽依を演じるのは、乃木坂 46 のメンバーで、雑誌「bis」でレギュラーモデルを務める筒井あやめだ。

「テレ東プラス」は、本作が地上波ドラマ初出演となる筒井をインタビュー。その意気込みを聞いた。


――まずはドラマが決まった感想からお聞かせください。

「聞いた時はものすごくビックリしましたが、映像でのお芝居にも挑戦してみたい、勉強したいという気持ちがずっとあったので、このような機会をいただけてすごくうれしいです」

――先ほどまでポッドキャストの収録をしていたと伺いました。筒井さんはラジオ番組も担当されていますが、音声コンテンツに参加してみていかがですか?

「そうですね。乃木坂46に入ってからラジオを聞くようになりましたが、『乃木坂46の「の」』は、パーソナリティーとしてものすごく楽しく出演させていただいているので、好きなジャンルだなと思います。ラジオはフリートークがあるので、普段から何かちょっと面白い出来事があったら携帯のメモに書きとめるようにしています」


――筒井さんが演じる芽依は、ミステリー好きな女の子。ちょっと変わった役どころです。

「芽依から出る言葉からも、ミステリーが大好きなんだなというのが伝わってきます。私は小説が好きでよく読みますが、今まであまりミステリーに触れたことがなかったので、役をいただいて、推理小説を何冊か買って読み、今は自分の部屋の見える位置に置いています。正直わからない言葉も多いのですが、演じながら学ぶことができますし、ミステリーの面白さも知ることができたので、今は芽依になりきれるように、日々頑張っています」


――どんな推理小説を読んだのでしょうか。

「台本にも出てくるシャーロック・ホームズや有栖川有栖さんの小説を読みました。読んでみると面白くて、本からもゾクゾクする感じが伝わりますし、犯人がわかった時のスッキリ感がすごくいいなと思いました。でも自分自身は、推理力は全くないと思います(笑)」

――逆に、推理力が高そうなメンバーは?

「推理力と言えるかわかりませんが、同期の田村真佑ちゃんは、『髪切った? 色を変えた?』と、メンバーの変化にいち早く気づいて言葉で伝えてくれるので、"細かいところが全部わかっちゃうんだな〜"といつも驚いています」

――筒井さんの中に、芽依と似ている部分はありますか?

「芽依は探究心が旺盛で、気になったことはどんどん調べますが、私も好きなことには没頭するタイプなので、そういう部分は似ています。
逆に全然違うところは、お父さんとの関係。物語の中でちょっとうまくいかないような感じが出てくるんですけど、私はお父さんとすごく仲良しなので、ちょっと難しかったです。お父さんとは、朝も『おはよう』のメッセージで始まり、お仕事から帰った後も、『お疲れ様』のメッセージが届き、たまに電話するなどこまめに連絡しています。反抗期もなかったので、伊原さんが演じるお父さんとのシーンは、少し苦戦しそうだなと思います」

――芽依は推理に熱くなりますが、筒井さんが芽依くらい熱量を持っているものは?

「今はかき氷です。先週も、1人で2軒、かき氷専門店に行きましたし、メンバーとも行きます。冬でも食べたいくらいです(笑)」

――女優として、今後挑戦してみたいジャンルや役はありますか。

「中学2年生で乃木坂46に入り、ずっとお仕事をさせていただいています。しっかり学生生活を味わえてないので、お友達と放課後いっぱい遊ぶような、ザ・青春みたいな役をちょっと経験してみたいです。青春学園ものに憧れます。
学校に通っている時は、1人で大人しく座っているタイプだったので、楽しそうな女の子を演じてみたいです。真逆のタイプを演じることができたらいいですね」


――ドラマ出演にあたり、先輩から何かアドバイスはありましたか? また、役作りで参考にしているメンバーがいれば教えてください。

「木ドラ24『量産型リコ』に主演した与田(祐希)さんと一緒に焼肉に行ったんですけど、『ちょっと緊張しています』というお話をしたら、与田さんが『(現場は)面白くて優しい方ばかりだから大丈夫!』と言ってくださって、だいぶ緊張が解けました。
あと、3期生の久保史緒里さんは加入される前から乃木坂46が大好きで、乃木坂愛を語る時、ものすごく早口になるので、"久保さんを参考にしてみよう!"と思ってよく見ています(笑)」


――筒井さんは、去年、主演舞台を経験していますが、演じることの醍醐味を感じた瞬間はありましたか?

「実は舞台でも、今回のようにお父さん役の山中崇さんと掛け合いをするシーンがあったんです。山中さんが稽古の時から毎回違うお芝居をされるので、最初はちょっと戸惑いましたが、山中さんが本番でアドリブをされた際、自分もしっかりとそれに合わせて変化することができたので、その時にお芝居の面白さを感じました」

――最後に、作品の見どころをお願いします。

「譲治のポンコツ具合がすごく面白いです(笑)。あと、恐ろしい事件の中でも、満遍なくコメディの要素が散りばめられているので、たくさん笑っていただきたいですし、芽依の推理力にも注目してほしいなと思います」

乃木坂46・筒井あやめさんが出演するドラマ「真相は耳の中」は、金曜深夜0時52分放送! どうぞお楽しみに!

(撮影/倉持アユミ 取材・文/蓮池由美子)

【第1話 あらすじ】
署内で検挙率最下位の刑事・今井譲治(伊原剛志)は署長に「次犯人を検挙できなかったら事務方に異動してもらう」と告げられてしまう。そんな時、轟グループの会長の遺体が発見される。容疑者は被害者の3人のメイドたち。事情聴取から堂々と推理をするものの、刑事の勘は外れてばかり...。
崖っぷちの中、諦めかけていた譲治だったが、部下がミステリーオタクのパーソナリティーが配信している「真相は耳の中」というポッドキャスト番組を勧めてきて...!?