【ファンキー通信】「忘れ物白書」の内容とは?

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 先日、JR四国の2005年度「忘れ物白書」が発表され、2005年4月から2006年3月にかけての忘れ物の件数などが明らかになった。傘やカバンが主な忘れ物だが、中には意外なモノや変わったモノもあるかもしれない・・・。ということで白書の始まりなどを含め、JR四国に問い合わせてみた。

 「忘れ物白書の始まりがいつからというのは把握していませんが、恐らくはJR四国の発足当時からあったと思います」(JR四国・営業部)

 JR四国の発足は昭和62年。ということは20年近く忘れ物がつけられていることになる。であれば溜まりに溜まった忘れ物が倉庫いっぱいに積み上げられていそうだが・・・。

 「持ち主が現れないものは処分されるのでそれはありませんね。忘れ物は駅で保管されたあと、1週間以内に警察に届けられます。その後、半年以内に持ち主が現れなければJR四国の持ち物となります。だから事務用具など使えるものは備品として使っていますね」(同)

 2005年度の忘れ物件数は2万4485件で、うち傘類が全体の25.9%を占めている。2万件以上も届けられていれば、なかには珍しい物もあるのでは?

 「珍しいものでいえば、入れ歯や電気蚊取り機がありますね。あと自衛隊の制服なんかも。恐らくは車内で脱いでそのまま忘れていったんでしょう、後で本人が取りに来たみたいですけれどね(笑)。それと首だけのマネキン。透明なビニール袋に入れられていたので、発見した車掌は生首かと思ったそうです。美容師が使う練習用のマネキンだったんですが、ほんとにリアルに見えたとか」(同)

 現金もかなり忘れられているようで、2005年度の総額は2902万1819円。1人が忘れていった最高金額はいくら位なのだろう。

 「大学生で108万3000円。話によると大学の入学金か何かを持っていく途中、駅にカバンごと忘れたようです」(同)

 忘れようにも忘れられない金額なのだが、大学に合格したということで舞い上がっていたのだろう。 持ち主に戻った忘れ物の件数は全体の30.4%。大体の人が忘れたきりになっているようだ。そうならないためにも、くれぐれも忘れ物にはご注意を。(清水憲一/verb)