iPhone 14 Pro Maxは、最新・最大・最強! 強化されたカメラ機能や新UI「Dynamic Island」のメリットを解説
●「Dynamic Island」を採用した最新「iPhone 14 Pro Max」登場!
9月16日、Appleは新型スマートフォン「iPhone 14」シリーズのうち、
・iPhone 14:119,800円から
・iPhone 14 Pro:149,800円から
・iPhone 14 Pro Max:164,800円から
これら3モデルを発売しました(価格は公式オンラインストアのもの)。
今度のiPhoneの中でも、「Pro」カテゴリーの2モデルにある最大の特徴は「Dynamic Island」(ダイナミックアイランド)と名付けられた、フロントカメラ周辺のユーザーインターフェイスの採用です。
Dynamic IslandがiPhoneの新スタンダードを創る
iPhoneシリーズでは2017年発売のiPhone X以来、正面上部に顔認証システム「Face ID」のための「TrueDepthカメラ」と呼ばれる機能を搭載し、そのカメラ群を黒い枠で囲んだ「ノッチデザイン」を採用してきました。
ホームボタンによる指紋認証から顔認証へと切り替えたことで全画面ディスプレイが可能となり、その後のスマートフォンの主流デザインとして大きな影響を与えました。
そして今回、Proカテゴリーの2モデルにおいて、5年ぶりにノッチデザインに手が加えられました。
ディスプレイ内に浮かぶ横長のパンチホールデザインとなり、そのパンチホールデザインを敢えて目立たせるようにアプリ操作などを行う各種UIを融合させるという大胆なデザインが採用されたのです。
「カメラ周辺が隠せないならUIとしてむしろ目立たせてしまえ」という逆転の発想は非常に面白く、しかも実用的です。
さまざまな情報を表示するアシスタントUIとしてカメラ周辺を上手く活用することで、
「画面上部に常にある邪魔な領域」が、逆に「常にそこにあるからこそ便利に使える」領域へと昇華されています。
絶対に外せない機能を邪魔と感じさせず便利で必要不可欠な領域として認識・利用させる方法は、インダストリアルデザインとして非常に優秀だ
●高いカメラ性能を最大限に活用したい
そしてPro Maxモデルのメリットと言えば、なんと言っても「大画面&高画質カメラ」です。
iPhone 14 Pro Maxでは従来機種と同じ6.7インチの大型ディスプレイを搭載し、
カメラではリアの標準(超広角)カメラに4800万画素のCMOSセンサーを採用しました。
これは1世代前のiPhone 13 Pro Maxから4倍の画素数となっており、より高精細な写真・動画撮影が可能となっています。
さらにこのセンサーは、4画素を1画素とみなして高画質化や低ノイズ化を図る「ピクセルビニング技術」が採用されています。
Appleではこれを「クアッドピクセルセンサー」と呼んでいますが、この技術によってこれまで以上に暗い場所での撮影や明暗差の激しい場所での撮影に強くなりました。
ProカテゴリーのiPhoneと言えば、やはりカメラ機能だ
4つの画素を1つの画素として扱い高画質化を図る「クアッドピクセルセンサー」
標準カメラ以外は従来通りの1200万画素カメラが採用されていますが、画像処理エンジンとして「Photonic Engine」(フォトニックエンジン)が採用されており、
画像処理技術の向上によって暗所撮影機能などが大幅に強化されています。
また、フロントカメラは新たにオートフォーカスにも対応するようになり、よりセルフィーが楽しめる仕様となりました。
カメラ機能にこだわる人であれば見逃せない改良点です。
リアカメラ群だけではなくフロントカメラも大きく強化されているのが実に嬉しい
●基本性能も着実に進化
このほか、ディスプレイには直射日光化でも視認しやすい最大2000nitの超高輝度6.7インチ「Super Retina XDRディスプレイ」が採用され、
画面消灯時でも時刻などを表示し続ける「常時表示」にも対応しました。
バッテリー容量が大きく駆動時間を気にせず利用できるiPhone 14 Pro Maxだからこそ、安心して使える機能だと言えます。
iOS 16で採用されたロック画面のカスタマイズ機能と合わせ、時計や各種通知の常時表示はかなり便利に使えるだろう
基本性能の心臓部であるチップセット(SoC)も最新の「Apple A16 Bionic」へと順当に進化し、
ビデオ再生時間ではiPhone 13 Pro Max比で1時間延長されるなど、
よりパワフルでありながら、さらなるロングライフ設計に成功しています。
とくに今回、スタンダードカテゴリーにラインアップされた「iPhone 14」および「iPhone 14 Plus」の2モデルは、1世代前の上位モデルである「iPhone 13 Pro」などと同じ「Apple A15 Bionic」を採用しているため、
基本性能でも明確に上位モデルとして差別化されました。
円相場下落の影響などからかなり高額化した今年のiPhone 14シリーズだけに、上位モデルは価格に見合った高性能さが欲しいところですが、
スタンダードモデルとの基本性能差は所有者欲を十分に満たしてくれそうです。
Proカテゴリーのモデルのみに搭載されたSoC「Apple A16 Bionic」
●購入プログラムや下取りを上手に利用してiPhone 14 Pro Maxを手に入れよう
iPhone 14 Pro Maxは、その高性能さゆえに価格も超高額であることが最大のネックです。
通信キャリア各社は、できるだけ初期投資を抑えられるように、
・いつでもカエドキプログラム(NTTドコモ)
・スマホトクするプログラム(KDDI)
・新トクするサポート(ソフトバンク)
・iPhoneアップグレードプログラム(楽天モバイル)
こういった購入プログラムを用意しています。
これらの購入方法や、古いiPhoneを下取りや中古買い取りに出すなどで、購入コストをできるだけ抑えたいところです。
・とにかく大きな画面のiPhoneが欲しい
・iPhone史上最高の基本性能やカメラ性能を使いこなしたい
・写真や動画をより美しく撮影し明るくキレイな画面で楽しみたい
・Dynamic Islandを使ってみたい
・大画面で最新の3Dゲームを快適に楽しみたい
・画面消灯状態でも時刻や通知を常に確認したい
iPhone 14 Pro Maxは、このような方にオススメです。
執筆 秋吉 健
9月16日、Appleは新型スマートフォン「iPhone 14」シリーズのうち、
・iPhone 14:119,800円から
・iPhone 14 Pro:149,800円から
・iPhone 14 Pro Max:164,800円から
これら3モデルを発売しました(価格は公式オンラインストアのもの)。
今度のiPhoneの中でも、「Pro」カテゴリーの2モデルにある最大の特徴は「Dynamic Island」(ダイナミックアイランド)と名付けられた、フロントカメラ周辺のユーザーインターフェイスの採用です。
Dynamic IslandがiPhoneの新スタンダードを創る
iPhoneシリーズでは2017年発売のiPhone X以来、正面上部に顔認証システム「Face ID」のための「TrueDepthカメラ」と呼ばれる機能を搭載し、そのカメラ群を黒い枠で囲んだ「ノッチデザイン」を採用してきました。
ホームボタンによる指紋認証から顔認証へと切り替えたことで全画面ディスプレイが可能となり、その後のスマートフォンの主流デザインとして大きな影響を与えました。
そして今回、Proカテゴリーの2モデルにおいて、5年ぶりにノッチデザインに手が加えられました。
ディスプレイ内に浮かぶ横長のパンチホールデザインとなり、そのパンチホールデザインを敢えて目立たせるようにアプリ操作などを行う各種UIを融合させるという大胆なデザインが採用されたのです。
「カメラ周辺が隠せないならUIとしてむしろ目立たせてしまえ」という逆転の発想は非常に面白く、しかも実用的です。
さまざまな情報を表示するアシスタントUIとしてカメラ周辺を上手く活用することで、
「画面上部に常にある邪魔な領域」が、逆に「常にそこにあるからこそ便利に使える」領域へと昇華されています。
絶対に外せない機能を邪魔と感じさせず便利で必要不可欠な領域として認識・利用させる方法は、インダストリアルデザインとして非常に優秀だ
●高いカメラ性能を最大限に活用したい
そしてPro Maxモデルのメリットと言えば、なんと言っても「大画面&高画質カメラ」です。
iPhone 14 Pro Maxでは従来機種と同じ6.7インチの大型ディスプレイを搭載し、
カメラではリアの標準(超広角)カメラに4800万画素のCMOSセンサーを採用しました。
これは1世代前のiPhone 13 Pro Maxから4倍の画素数となっており、より高精細な写真・動画撮影が可能となっています。
さらにこのセンサーは、4画素を1画素とみなして高画質化や低ノイズ化を図る「ピクセルビニング技術」が採用されています。
Appleではこれを「クアッドピクセルセンサー」と呼んでいますが、この技術によってこれまで以上に暗い場所での撮影や明暗差の激しい場所での撮影に強くなりました。
ProカテゴリーのiPhoneと言えば、やはりカメラ機能だ
4つの画素を1つの画素として扱い高画質化を図る「クアッドピクセルセンサー」
標準カメラ以外は従来通りの1200万画素カメラが採用されていますが、画像処理エンジンとして「Photonic Engine」(フォトニックエンジン)が採用されており、
画像処理技術の向上によって暗所撮影機能などが大幅に強化されています。
また、フロントカメラは新たにオートフォーカスにも対応するようになり、よりセルフィーが楽しめる仕様となりました。
カメラ機能にこだわる人であれば見逃せない改良点です。
リアカメラ群だけではなくフロントカメラも大きく強化されているのが実に嬉しい
●基本性能も着実に進化
このほか、ディスプレイには直射日光化でも視認しやすい最大2000nitの超高輝度6.7インチ「Super Retina XDRディスプレイ」が採用され、
画面消灯時でも時刻などを表示し続ける「常時表示」にも対応しました。
バッテリー容量が大きく駆動時間を気にせず利用できるiPhone 14 Pro Maxだからこそ、安心して使える機能だと言えます。
iOS 16で採用されたロック画面のカスタマイズ機能と合わせ、時計や各種通知の常時表示はかなり便利に使えるだろう
基本性能の心臓部であるチップセット(SoC)も最新の「Apple A16 Bionic」へと順当に進化し、
ビデオ再生時間ではiPhone 13 Pro Max比で1時間延長されるなど、
よりパワフルでありながら、さらなるロングライフ設計に成功しています。
とくに今回、スタンダードカテゴリーにラインアップされた「iPhone 14」および「iPhone 14 Plus」の2モデルは、1世代前の上位モデルである「iPhone 13 Pro」などと同じ「Apple A15 Bionic」を採用しているため、
基本性能でも明確に上位モデルとして差別化されました。
円相場下落の影響などからかなり高額化した今年のiPhone 14シリーズだけに、上位モデルは価格に見合った高性能さが欲しいところですが、
スタンダードモデルとの基本性能差は所有者欲を十分に満たしてくれそうです。
Proカテゴリーのモデルのみに搭載されたSoC「Apple A16 Bionic」
●購入プログラムや下取りを上手に利用してiPhone 14 Pro Maxを手に入れよう
iPhone 14 Pro Maxは、その高性能さゆえに価格も超高額であることが最大のネックです。
通信キャリア各社は、できるだけ初期投資を抑えられるように、
・いつでもカエドキプログラム(NTTドコモ)
・スマホトクするプログラム(KDDI)
・新トクするサポート(ソフトバンク)
・iPhoneアップグレードプログラム(楽天モバイル)
こういった購入プログラムを用意しています。
これらの購入方法や、古いiPhoneを下取りや中古買い取りに出すなどで、購入コストをできるだけ抑えたいところです。
・とにかく大きな画面のiPhoneが欲しい
・iPhone史上最高の基本性能やカメラ性能を使いこなしたい
・写真や動画をより美しく撮影し明るくキレイな画面で楽しみたい
・Dynamic Islandを使ってみたい
・大画面で最新の3Dゲームを快適に楽しみたい
・画面消灯状態でも時刻や通知を常に確認したい
iPhone 14 Pro Maxは、このような方にオススメです。
執筆 秋吉 健